お歳暮やお中元などでもらえると嬉しいハムだが、今日は株主優待としてハム(一部ハムではなく食肉)がもらえる食肉企業の株主優待を紹介したいと思う。
ハム会社売上高ランキング
競争の激しいハム会社(食肉企業)の売上高ランキングは以下となっている。(出処:業界動向SEARCH.COM)
1位 日本ハム
2位 伊藤ハム米久HD
3位 プリマハム
4位 スターゼン
5位 エスフーズ
6位 丸大食品
7位 滝沢ハム
8位 福留ハム
それでは、これらの企業の株主優待を見ていこう。
日本ハム
日本ハム[ニッポンハム](2282) | |
何がもらえる? | 選べる優待カタログ |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日(年1回) ※500株以上は年2回 |
いくら買えばいい? | 約37万円 (100株) |
配当金は? | 11,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 3.78% |
やや必要投資額が高いが、100株分投資をすると年間で3,000円相当の日本ハム製品が株主優待としてもらえる。
株主優待は選択制なので、好きなものが選べる。
毎年違う商品を選ぶことができるので、飽きなくて良いね。
配当金もそれなりにもらえるので、年間のトータル利回りは3%以上。
なかなか良いのではないだろうか。
ただ、残念ながら、100株の投資だと、ハム製品は選べないようだ。
伊藤ハム米久HD
伊藤ハム米久ホールディングス(2296) | |
何がもらえる? | 自社商品 |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約66万円 (1,000株) |
配当金は? | 2,400円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 4.39% |
株主優待として毎年5,000円相当のハムがもらえる。
ただ、株主優待がもらえるのが、1,000株からというのはちょっと残念だ。
あまりにも必要投資額が高すぎる。
これだと株価変動が気になって、気軽に投資できないよね。
プリマハム
プリマハム(2281) | |
何がもらえる? | プリマハム製品 |
いつ買えばいい? | 2023年9月27日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約43万円 (200株) |
配当金は? | 6,500円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 3.72% |
プリマハムは200株分投資をすると、株主優待として、3,000円相当の高級ハムが毎年もらえる。
なかなかこういう高級ハムは自分では買わないので、年に1度もらえるのは嬉しいね。
スターゼン
スターゼン(8043) | |
何がもらえる? | 自社グループ製品など |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約40万円 (200株) |
配当金は? | 6,500円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 4.00% |
スターぜンは、200株分投資をすると、株主優待として、3,000円相当のお肉がもらえる。
ちなみに、100株の投資だと、ギフトとおせちの優先販売権がもらえるのだけれども、せっかくなら200株分投資をして、お肉をもらいたいものだ。
配当金も含めると、年間のトータル利回りは4%を超えるので、投資のしがいがある銘柄と言えるのではないだろうか。
エスフーズ
エスフーズ[S Foods](2292) | |
何がもらえる? | 優待価格販売など |
いつ買えばいい? | 2023年2月24日 2023年8月29日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約30万円 (100株) |
配当金は? | 7,800円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.60% |
エスフーズは、100株の投資でもらえるのは優待価格販売で、500株もの投資をしないと株主優待としてお肉やハムはもらえないようだ。
500株というと、150万円以上にもなるので、正直株主優待目当てに気軽に投資はできないね。
正直言って、優待や配当目当てに投資をするような銘柄ではない。
丸大食品
丸大食品(2288) | |
何がもらえる? | 丸大食品製品 |
いつ買えばいい? | 2023年9月27日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約30万円 (200株) |
配当金は? | 2,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.33% |
丸大食品もプリマハムと同様に、200株分投資をすると、株主優待として3,000円相当の高級ハムが毎年もらえる。
ただ、200株投資をしないと株主優待がもらえないというのはちょっと残念だね。
滝沢ハム
滝沢ハム(2293) | |
何がもらえる? | 自社商品 |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約30万円 (100株) |
配当金は? | 2,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.50% |
株主優待として、毎年2,500円相当の自社商品がもらえる。
ただ、必要投資額の割に優待の額が少ないので、お得度はそんなに無い。
配当含めたトータル利回りは、今日紹介する8社の中で福留ハムに次いでワースト2だ。
福留ハム
福留ハム(2291) | |
何がもらえる? | 自社商品 |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約30万円 (200株) |
配当金は? | 無し |
優待と配当の合計利回り | 1.67% |
福留ハムは、200株分の投資で年間5,000円相当の自社商品が株主優待としてもらえる。
優待の内容はなかなか良いのだが、必要投資額もそれなりに高いので、利回りで見るとそこそこだ。
それに配当が無いため、優待と配当を含めたトータル利回りは、今日紹介する8社の中でワーストとなる。
いかがだっただろうか。
今回は人気ハム会社(食肉企業)の株主優待を紹介した。
是非気になるものがあれば、株の購入を検討してみてはいかがだろうか。