マクドナルドが日本に一号店を出したのは1971年のこと。
それから様々なハンバーガーチェーンが出店し、競争を繰り広げてきた。
現在では数え切れないほどのハンバーガーチェーンがあるが、そんなハンバーガーチェーンの株主になると一体どんな株主優待がもらえるのだろうか?
そこで今日は、日本国内の店舗数が多いハンバーガーチェーン上位7社の株主優待を紹介したいと思う。
ハンバーガーチェーンの店舗数ランキング
競争の激しいハンバーガーチェーン業界だが、現在の店舗数ランキングは以下のようだ。
1位 マクドナルド
2位 モスバーガー
3位 ケンタッキーフライドチキン
4位 サブウェイ
5位 ロッテリア
6位 フレッシュネスバーガー
7位 ファーストキッチン
それでは、これらのハンバーガーチェーンの株主優待を順番に見ていこう。
マクドナルド
日本マクドナルドホールディングス(2702) | |
何がもらえる? | 優待食事券 |
いつ買えばいい? | 2022年12月28日 2023年6月28日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約50万円 (100株) |
配当金は? | 3,900円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.44% |
圧倒的な店舗数で、ハンバーガーチェーン売上1位を誇るマクドナルドは、現在日本マクドナルドホールディングス株式会社が運営母体となっている。
株主優待は、好きなハンバーガー+サイドメニュー+ドリンクのセットが6セット分もらえる優待食事券だ。
これが年に2回もらえる。
少し必要投資額が高いが、優待としてはなかなか充実した内容だと思う。
モスバーガー
モスフードサービス(8153) | |
何がもらえる? | 優待食事券 |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 2023年9月27日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約31万円 (100株) |
配当金は? | 2,800円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.55% |
モスバーガーは、日本発のハンバーガーチェーンだ。
マクドナルドとは一線を画したやや高級路線のメニュー展開で人気となっている。
株主優待は、1,000円分の優待券が年に2回もらえる。(100株保有の場合)
必要投資額に対して少し優待が少ないのが残念だね。
なお、この優待券は、モスバーガーの主要株主「ダスキン」が展開するミスタードーナツでも利用できる。
ケンタッキーフライドチキン
日本KFCホールディングス(9873) | |
何がもらえる? | 優待食事券 |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 2023年9月27日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約28万円 (100株) |
配当金は? | 5,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.14% |
ケンタッキーフライドチキンは、日本KFC(ケンタッキーフライドチキン)ホールディングスが運営母体となっているファーストフード店だ。
株主優待は、500円分の優待券が1枚を年に2回もらえる。(100株保有の場合)
優待が年間1,000円分というのはちょっと少ないよね。
サブウェイ
サブウェイは、マクドナルドの店舗数を超える3万8千店舗以上を世界中で展開する、世界最大の飲食店チェーンだ。
日本では、サントリーホールディングスが子会社として日本サブウェイ株式会社を設立し、展開している。
ただ、残念ながら日本サブウェイ株式会社自体は上場していないため、株主優待は無い。
ロッテリア
ロッテリアは、1972年に創業されたロッテグループのファーストフード店だ。
2009年には日本全国に約600店舗を展開していたが、経営不振により、現在では370店舗までその数を減らしている。
ロッテリア株自体は母体であるロッテが100%保有しているため、株主優待は無い。
フレッシュネスバーガー
フレッシュネスバーガーは、ほっかほっか亭の創業者の一人である栗原幹雄が1992年に創業したハンバーガーチェーンだ。
現在は、コロワイドグループで牛角などを展開しているレインズインターナショナルの子会社となっている。
残念ながら、フレッシュネスバーガーの株主優待は無く、コロワイドの株主優待もフレッシュネスバーガーでは利用できないようだ。
ファーストキッチン
ファーストキッチンは、関東を中心に展開しているファーストフード店だ。
元々は、1977年にサントリーが設立した会社のようだ。
ただ、残念ながら、現在は非上場のため株主優待は無い。
いかがだっただろうか。
今回は人気ハンバーガーチェーンの株主優待を紹介した。
ハンバーガーチェーンって意外と上場企業が少ないんだね。
上場企業で株主優待がもらえるのは、上位の3社のみだったのは意外だった。
ただ、その中からでも是非気になるものがあれば、検討してみてはいかがだろうか。