今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。
今回は京セラ(6971)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。
京セラ(6971) | |
何がもらえる? | 京セラ関連商品の割引販売 |
いつ買えばいい? | 2023年9月27日 2024年3月29日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約76万円 (100株) |
配当金は? | 20,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 4.08% |
京セラ(6971)の株主優待の内容
まずは、京セラ(6971)の株主優待の内容です。
京セラ(6971)の株主優待は、京セラ関連商品の割引販売です。
太陽光システム、ジュエリー、キッチン用品、ホテル宿泊、ゴルフ場利用など、様々な商品が株主特別価格で購入できます。
3月と9月時点で、保有株数が100株以上の株主全員がもらえます。
例えば、鹿児島県霧島にあるホテル京セラの1泊2食付きプランを選んだ場合、通常1人18,000円のところ、株主優待価格は12,500円なので、5,500円引きとなります。
他にも様々な商品があるので、カタログを見て選ぶのも楽しそうですよね。
京セラ(6971)とはどんな会社?
京セラは、京都に本社を置く、主にセラミック製品や太陽電池などを開発・生産しているメーカーだ。
元々、1959年に創業者の稲盛和夫が京都市中京区で「京都セラミツク株式会社」を創業したのが始まりだった。
1982年に「京セラ株式会社」へ社名を変更している。主な商品としては、スマートフォン、太陽発電システム、プリンター、キッチン用品などがある。
東証プライム。
1959年設立。従業員数(連結)は76,411人。
売上高は1兆5990億5300万円。
純利益は1077億2100万円。
純資産は2兆4542億4200万円だ。
(2020年時点)(参考:ウィキペディア)
京セラ(6971)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の京セラ(6971)の株価は7,604円(2023年7月時点)です。
100株だと「約76万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、京セラ(6971)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料920円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約76万円の投資で、年間11,000円相当の株主優待がもらえる(ホテル京セラの1泊2食付きプランを年2回選んだ場合)から、優待利回りは1.45%です。
うーん、微妙ですね。
他にも探せば、もっと利回りのいい割引商品もあるかもしれませんが、そもそも必要投資額が高すぎます。
しかも、結局お金を払わないと得しない優待なので、その点もマイナスですよね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日と9月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2023年9月27日と2024年3月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、9月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月28日に現渡決済すればOK。
3月は、3月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月28日に現渡決済すればOK。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
京セラ(6971)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の京セラ(6971)は魅力的かを見ていきましょう。
京セラ(6971)の配当利回りは2.63%です。
100株、約76万円投資したら年間20,000円。
500株、約380万円投資したら年間100,000円がもらえます。
配当は悪くはないですね。
最後に京セラ(6971)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは4.08%です。(ホテル京セラの1泊2食付きプランを年2回選んだ場合)
利回りは悪くないですね。
カタログを見ながら利回りの良い割引商品を探すのも楽しそうです。
ただ、やっぱりどうしても必要投資額の高さが気になってしまいます。
それに、株主優待は、何か商品がもらえる訳ではなく、あくまでも「割引」なので、お金を払って商品を購入しないと、優待のメリットが得られません。
それも微妙ですよね。
正直、株主優待目当てでの投資はあまりオススメできません。
京セラを株価の視点から分析しています。
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