お金がもったいないから、安い服を着るという人も多いのではないだろうか。
特に、子供がいるパパさんは、なかなか自由に使えるお金も無くて、自分の服にお金をかけられないという人も多いと思う。
ただ、今日ここで伝えたいことは、諦めないでほしいということだ。
お金が無くても、ファッションを楽しむことはできる。
パパでも、お洒落を楽しむ権利はあるし、実際楽しむことができるのだ。
新宿伊勢丹での苦い思い出
僕も結婚して子供ができてからは、自分の服に使うお金がなくて、GUやH&Mなどといったファストファッションブランドの服ばかり着ている時期があった。
ただ、ある時、時計を買おうと思いたち、新宿の伊勢丹に行ったんだ。
その時、ふと鏡に映った自分の格好を見て、急に恥ずかしくなったことを覚えている。
周りを見ると、お洒落な格好をしている人がたくさんいた。
中には、見るからに高そうな服装をしている人もいたし、当時の僕でも知っているようなハイブランドのロゴが大きく描かれた服や鞄を持っている人がいた。
そんな中、僕はH&Mで全身コーディネートしたファッションで伊勢丹の時計売り場に居たんだ。
あの時の、場違い感と恥ずかしさは今でも覚えている。
もちろんH&Mが悪いとか、ファストファッションをバカにしているつもりは一切無い。
ファストファッションでお洒落なコーディネートをしている人はたくさんいるし、お金持ちだって、ファストファッションの服を着ている人はたくさんいる。
ただ、僕は当時、そのことに気付かずに伊勢丹に行ったこと、その無知さに対して恥ずかしさを感じたのだと思う。
伊勢丹に行った目的は、ロレックスのエクスプローラーⅠだったのだが、今となれば、そんな僕がエクスプローラーⅠを買えるわけがないということも分かる。
なぜそんな僕がロレックスを買えるわけがないのか?と思われた方は以下の記事を確認してもらいたい。
僕がロレックスの「エクスプローラーⅠ」を正規店で購入できた理由
30代パパのファッション改革
それから、僕は試行錯誤を繰り返してファッション改革をしたんだ。
けど、お金は無い。
だから、ただ高い服を買うという選択肢は僕には選べない。
そこで、着目したのが「リセールバリュー」だ。
リセールバリューとは、一度購入したものを販売する際の、再販価値のこと。
つまり、中古品として売った時に、どれだけの価格が付くのか。
そのことに着目したんだ。
これは僕が時計を買うならロレックスと決めた理由と同じ理論だ。
「時計を見ればその人の金融リテラシーが分かる」僕がロレックスのエクスプローラーⅠを正規店で買った理由(後編)
リセールバリューで着る服を選ぶということ
僕は、自分の着る服をリセールバリューが高いかどうかで選ぶことにした。
最近では、着なくなった服もメルカリなどのフリマアプリで気軽に売ることができるようになった。
例えば、1万円で買った服でも、ワンシーズン着た後に、5千円で売れたら、その服を5千円で買ったのと同じことになる。
リセールバリューがゼロ円の服を5千円で買って着ることと同じだ。
中には、1シーズン何度も着て、それでも買った時よりも高く売れる服もある。
そうすると、タダでその服を着ていたことになる。
ファストファッションでどんなに安い服を買うよりも効率が良いということが分かるのではないだろうか。
リセールバリューの高い服とは?
では、リセールバリューの高い服とは、一体どんな服なのだろうか?
それは、このブログの中でも何度も紹介している「スニダン」が取り扱っているブランドの服だ。
スニダン(スニーカーダンク)でレア商品を定価以下で購入してみた感想まとめ
僕は、この中で特にシュプリームやFear of god(のエントリーブランドのessentials)やWTAPSやネイバーフットの服を着ている。
これらは、なかなかお値段がはるブランドだ。
今まで、ファストファッションを着ていた方からすると、買うのになかなか勇気がいるのではないだろうか。
ただ、それぞれのブランドの取引実績を見ると分かると思うのだが、定価以上で取引きされている例が多くある。(スニダンでの取引は基本新品だが。)
それだけ、多くの人がこれらのブランドの服を欲しがっているということだ。
ただ、これらのブランドは、大量生産はしない。
よって、人気商品は、発売時間の30分後には売り切れてしまっているということが頻繁にあるのだ。
需要と供給に不釣り合いが生じた時に、価格が上昇するというのは、モノの値段が決まる基本構造だ。
ロレックスやエアジョーダンの価格が上がる原理原則とも同じ。
よって、これらの服を買って1シーズン着ても、中古で出品すると思わぬ価格で売れたりするんだ。
確実な資産形成ができる!エアジョーダン投資(スニーカー投資)とは?
人気の服が10分の1の価格で買える?
実際に僕が着倒した服で、高値で売れたものをいくつか紹介したい。
まずは、Fear of godのエントリーブランドであるessentialsのパーカーだ。
このパーカーは定価が11,000円で、海外の通販サイトSSENSEで購入した。
これは、当時発売日になんとか購入できたもので、その日のうちに売れ切れてしまった商品だ。
それを1年半ほど何度も着ていた。
そんなこの服がメルカリで9,800円で売れた。
当然中古品として売っている。
この服の場合、購入価格が11,000円で、売れた価格が9,800円だから、その差額は1,200円だ。
つまり僕はこの服を1,200円で買って着ていたことと同じになるのだ。
これがリセールバリューの高い服を買うということだ。
タダで人気商品を買える?
もう一つ実際の例をご紹介しよう。
シュプリームのキャップだ。
このキャップは、当時シュプリームの公式サイトで送料含めて8,000円ほどで購入した。
実際被っていたのは1年弱だが、これがメルカリで10,400円で売れたのだ。
1年弱被ったキャップなのに、まだ2,000円の利益が生まれたのだ。
つまりは、タダでこのキャップを買って被っていたということになる。
いや、被るたびにお小遣いをもらえたのと同じだ。
お小遣い制のパパもオシャレを諦めてはいけない
いかがだろうか。
リセールバリューに着目すれば、お金をかけずにオシャレを楽しむことができるということがよく分かったのではないだろうか。
これなら、例えお小遣い制のパパでも、思いっきりオシャレすることができるのだ。
もうファストファッションを着て肩が狭い思いをしながら伊勢丹に行く必要なんて無い。
誰もが羨ましがるような服を着て、堂々と伊勢丹にでも銀座にでも、表参道にでもロレックス売り場にでも行けばいいのだ。
そして、1シーズン着倒して、メルカリで売ってしまえばいい。
それが衣服にかけるお金を節約する1番の方法だ。
是非みなさんも諦めずに試してみてほしい。
ちなみに、伊勢丹で常に10%割引で買い物をする方法があることはご存知だろうか?
気になる方は是非下の記事も併せて読んでもらいたい。