日本株分析

エーザイ(4523)の株価を分析した

気になる日本株銘柄を分析し、その銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

本日は、エーザイ(4523)について分析していきます。

以下の順番で分析していきたいと思います。
是非最後までご覧下さい。

1.会社の説明
2.時価総額
3.株価、PER、配当利回り
4.チャート
  -長期チャート
  -短期チャート
5.売上高
6.一株配当
7.EPS(1株あたりの利益)→とくに大事
8.BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
9.ROE(自己資本利益率)→とくに大事
10.まとめ

1. エーザイ(4523)とは?

エーザイ株式会社は、東京都文京区小石川に本社を置く日本の大手製薬会社です。

国内の医薬品メーカーでは、武田薬品工業、アステラス製薬、第一三共、大塚ホールディングスに次ぎ5位に位置しています。

現在の主力商品は1990年代に発売した自社開発製品のアリセプトとパリエット/アシフェックスで、この二つで売上のおよそ60%を占めています。
売上高に占める自社開発品の比率が約90%と高く、かつ海外での売上比率も全売上高の半数超と多いのが特徴です。

ビタミン剤のチョコラBB、胃腸薬のサクロンなどでも我々にお馴染みです。

なお、日経平均株価およびTOPIX Large70の構成銘柄の一つとなっています。

2. エーザイ(4523)の時価総額は?

エーザイ(4523)の時価総額は 1.86兆円です。(2024年時点)

時価総額ランクで言うと、AAランクです。

3. エーザイ(4523)の株価とPERと配当利回りは?

次にエーザイ(4523)の株価とPER、配当利回りを見てみましょう。

株価:6,479円(2024年2月時点)

エーザイ(4523)の株価は、6,479円です。
100株単位で売買できるので、約65万円から投資をすることができます。

うーん、高い!
一つの銘柄に60万円超えはかなり高いですね。
気軽には買えないです。

PER:44.8倍(2024年2月時点)

次にPERです。
PERは、株価収益率ですね。
一般的に10倍以下であれば割安であると言われています。

エーザイ(4523)の場合、PERは44.8倍です。

うーん、高PERですね。
かなり割高といいっていい部類です。

配当利回り:2.47%(2024年2月時点)

続いて、配当利回りです。
エーザイ(4523)の場合、100株投資をしてもらえる配当は毎年16,000円です。
配当利回りを計算すると、2.47%。

高配当銘柄とはいえませんが、そこそこはあります。

配当金の権利確定日は、毎年3月末日と9月末日です。

なお、エーザイ(4523)の場合、株主優待はありません。

4. エーザイ(4523)の株価チャート

次に株価チャートを分析していきましょう。
まずは長期チャートです。

エーザイ(4523) 月足チャート

こちらには、長期の月足チャートを示しました。

長期で見ると上昇トレンドです。
ただ、直近はかなり大きく上下に動いていますね。

次に短期のチャートです。

エーザイ(4523) 日足チャート

こちらには、直近1年の日足チャートを示しました。

直近は、6月に高値をつけた後、下落に転じてしまっています。
その後は、かなりキレイな下降トレンドを描いていますね。

どこまで下げるのでしょうか。

5. エーザイ(4523)の売上高

では、売上高を見ていきましょう。

こちらには、直近の売上高を棒グラフで示しました。

売上高は右肩上がりで伸ばせています。
直近は売上高7,000億円を超えていますね。

6. エーザイ(4523)の一株配当

続いて、配当の推移について見てみましょう。

こちらには、直近の配当金の推移を棒グラフで示しました。

配当はしばらく横ばいです。
あまり増配は期待できないかもしれません。
ただ、逆を言えば、今後も安定した配当が期待できるということだと思います。

7. エーザイ(4523)のEPS(1株あたりの利益)

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。
過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
そういった企業は、優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていたら要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう。

うーん、微妙ですね。
2019年度までは右肩上がりで伸ばしていましたが、その後大きく下げて、直近までまた伸ばしています。

判断が難しいですね。

8. エーザイ(4523)のBPS(1株あたりの純資産)

次は、BPSです。
BPSは、一株当たりの純資産のこと。
このBPSが高いほど純資産が多く、負債が少ないということを表します。
すなわち、安定性が高い会社であると判断されます。
一方で、BPSが低いと純資産が少なく、負債が多いということになり、安定性を欠く会社であると見られます。

また、BPSの値と株価を比較することで、その株が割高か割安か判断することもできます。

では、そんなBPSを見てみましょう。

こちらもしっかり右肩上がりです。
いい感じです。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、5.32%です。
つまり、年間5.32%ずつこの会社は成長しているということを表しています。

9. エーザイ(4523)のROE(自己資本利益率)

最後にROEです。

ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」ということを表す数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業ということになります。

それではエーザイ(4523)のROE(自己資本利益率)を見てみましょう。

直近のROEは6.93%です。

うーん、合格ラインの10%には届きませんでした。
残念です。

ただ、過去には10倍を超えている年もあるので、今後に期待ですね。

10. エーザイ(4523)の今後をまとめると

BPSの伸びは良かったのですがそれ以外はさっぱりでした。

数字の伸びもよくないですし、ROEも低いですし。
それでいてPERは高い。

個人的には、あえて長期投資をしたいという銘柄ではありません。
次、行きましょう。

気になる方は、IRなどチェックしてみて下さい。