気になる日本株銘柄を分析し、その銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
本日は、TIS(3626)について分析していきます。
以下の順番で分析していきたいと思います。
是非最後までご覧下さい。
1.会社の説明
2.時価総額
3.株価、PER、配当利回り
4.チャート
-長期チャート
-短期チャート
5.売上高
6.一株配当
7.EPS(1株あたりの利益)→とくに大事
8.BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
9.ROE(自己資本利益率)→とくに大事
10.まとめ
1. TIS(3626)とは?
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TIS株式会社は、東京都新宿区に本社を置く、国内大手のシステムインテグレーターです。
1971年4月、三和銀行(現在の三菱UFJ銀行)のシステム子会社として設立されました。
JCBを中心としたクレジットカード会社の基幹システム開発に強みを持ち、国内市場シェアは約50%で首位。
また、ブランドデビットカードのシステム開発にも強みを発揮しており、国内市場シェアは約80%と圧倒的なシェアを誇っています。
JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ。
すごい会社なんですね。
知りませんでした。
そんなTIS(3626)の現在の社員数は21,709人です。
かなりの大企業です。
2. TIS(3626)の時価総額は?
TIS(3626)の時価総額は 8,132億円です。(2024年時点)
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時価総額ランクで言うと、Aランクです。
3. TIS(3626)の株価とPERと配当利回りは?
次にTIS(3626)の株価とPER、配当利回りを見てみましょう。
株価:3,377円(2024年2月時点)
TIS(3626)の株価は、3,377円です。
100株単位で売買できるので、約34万円から投資をすることができます。
日本株の中では一般的な価格帯ですね。
PER:19.4倍(2024年2月時点)
次にPERです。
PERは、株価収益率ですね。
一般的に10倍以下であれば割安であると言われています。
TIS(3626)の場合、PERは19.4倍です。
20倍近いので、比較的割高です。
ただ、まだ許容範囲です。
配当利回り:1.57%(2024年2月時点)
続いて、配当利回りです。
TIS(3626)の場合、100株投資をしてもらえる配当は5,300円です。
配当利回りを計算すると、1.57%。
配当は少しはあるという感じです。
配当金の権利確定日は、毎年3月末日と9月末日です。
なお、TIS(3626)の場合、株主優待はありません。
4. TIS(3626)の株価チャート
次に株価チャートを分析していきましょう。
まずは長期チャートです。
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こちらには、長期の月足チャートを示しました。
いいですね!
キレイな上昇トレンドを長期で描けています。
すばらしいです。
2011年6月には安値218円だったのですが、一時期は4,000円まで上昇しています。
なんと、18.3倍です!
テンバガー達成ですね。
まだまだ成長しそうな勢いを感じます。
次に短期のチャートです。
![](https://bokunoblog.net/wp-content/uploads/2024/02/23c7a31bf758756565deec6ca19185fa.png)
こちらには、直近1年の日足チャートを示しました。
2023年5月から右肩下がりとなってしまっています。
ただ、直近は少しだけ盛り返しましたね。
5. TIS(3626)の売上高
では、売上高を見ていきましょう。
![](https://bokunoblog.net/wp-content/uploads/2024/02/418d85eed8faa9f46a987312580ecaee.png)
こちらには、直近の売上高を棒グラフで示しました。
良いですね。
しっかりと右肩上がりで売上高を伸ばせています。
直近は売上高5,000億円を超えました。
ちなみに、TIS(3626)の決算月は3月です。
6. TIS(3626)の一株配当
続いて、配当の推移について見てみましょう。
![](https://bokunoblog.net/wp-content/uploads/2024/02/142873f08a46e11b75e32a435e5b5da6.png)
こちらには、直近の配当金の推移を棒グラフで示しました。
良いですね。
配当も右肩上がりで増えています。
今後も増配が期待できそうです。
また、配当性向は40〜45%とのことなので、比較的高めですね。
7. TIS(3626)のEPS(1株あたりの利益)
次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。
過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
そういった企業は、優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていたら要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。
では、見ていきましょう。
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EPSもしっかりと伸びていますね。
特に直近の伸びが凄まじいです。
8. TIS(3626)のBPS(1株あたりの純資産)
次は、BPSです。
BPSは、一株当たりの純資産のこと。
このBPSが高いほど純資産が多く、負債が少ないということを表します。
すなわち、安定性が高い会社であると判断されます。
一方で、BPSが低いと純資産が少なく、負債が多いということになり、安定性を欠く会社であると見られます。
また、BPSの値と株価を比較することで、その株が割高か割安か判断することもできます。
では、そんなBPSを見てみましょう。
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BPSもキレイな右肩上がりのグラフとなっています。
良いですね。
まさに長期投資の理想とする形です。
ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、8.43%です。
つまり、年間8.43%ずつこの会社は成長しているということを表しています。
素晴らしいです。
9. TIS(3626)のROE(自己資本利益率)
最後にROEです。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」ということを表す数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業ということになります。
それではTIS(3626)のROE(自己資本利益率)を見てみましょう。
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直近のROEは、18.7%です。
良いですね。
しっかりと合格ラインを超えてきています。
年々ROEを伸ばせているところに好感が持てますね。
ちなみに、直近の流動比率は2.19倍です。
こちらは1倍を大きく超えているので、全く問題ありません。
10. TIS(3626)の今後をまとめると
素晴らしいですね。
超優良銘柄だと思います。
各数字の伸びが非常に良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。
個人的にも気になる銘柄です。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。