日本株分析

資生堂(4911)の株価を分析した

気になる日本株銘柄を分析し、その銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

本日は、資生堂(4911)について分析していきます。

以下の順番で分析していきたいと思います。
是非最後までご覧下さい。

1.会社の説明
2.時価総額
3.株価、PER、配当利回り
4.チャート
  -長期チャート
  -短期チャート
5.売上高
6.一株配当
7.EPS(1株あたりの利益)→とくに大事
8.BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
9.ROE(自己資本利益率)→とくに大事
10.まとめ

1. 資生堂(4911)とは?

株式会社資生堂は、化粧品の製造・販売を主な事業とする日本の企業です。

化粧品の国内シェア第1位であり、世界シェアでは第5位となっています。
世界の約120カ国・地域で事業展開しており、海外売上比率は6割を超えるといいます。

なお、日経平均株価およびTOPIX Large70の構成銘柄の一つとなっています。

そんな資生堂の社員数は39,035人です。

2. 資生堂(4911)の時価総額は?

資生堂(4911)の時価総額は 1.69兆円です。(2024年時点)

時価総額ランクで言うと、AAランクです。

3. 資生堂(4911)の株価とPERと配当利回りは?

次に資生堂(4911)の株価とPER、配当利回りを見てみましょう。

株価:4,220円(2024年2月時点)

資生堂(4911)の株価は、4,220円です。
100株単位で売買できるので、約42万円から投資をすることができます。

高いですね。
一つの銘柄に40万円以上というのはちょっと高いです。
これだと株式投資初心者の方にはなかなか手が出しづらいのではないでしょうか。

PER:93.7倍(2024年2月時点)

次にPERです。
PERは、株価収益率ですね。
一般的に10倍以下であれば割安であると言われています。

資生堂(4911)の場合、PERは93.7倍です。

高PERです。
かなり割高ですね。

「PERの高さは期待の高さ」ということで期待が大きい会社ということがわかります。

配当利回り:1.42%(2024年2月時点)

続いて、配当利回りです。
資生堂(4911)の場合、100株投資をしてもらえる配当は毎年6,000円です。
配当利回りを計算すると、1.42%。

配当は少ないですね。

なお、資生堂(4911)の場合、株主優待として資生堂製品詰め合わせがもらえます。

資生堂(4911)の株主優待の詳細については、↓で分析しています。
ご確認下さい。

4. 資生堂(4911)の株価チャート

次に株価チャートを分析していきましょう。
まずは長期チャートです。

資生堂(4911) 月足チャート

こちらには、長期の月足チャートを示しました。

2012年から2018年までの伸びはすさまじいですね。
投資しておけばよかったと後悔するほどです。

ただ、2018年以降は、上値を切り下げながら推移しています。
あまり良くないですね。

次に短期のチャートです。

資生堂(4911) 日足チャート

こちらには、直近1年の日足チャートを示しました。

すごいチャートですね。
2023年6月から株価を下げ始め、あれよあれよという間に30%も株価が下がってしまいました。

資生堂に投資をしていた投資家からしたら、たまったものではないですね。

5. 資生堂(4911)の売上高

では、売上高を見ていきましょう。

こちらには、直近の売上高を棒グラフで示しました。

コロナで2020年度は一度下げましたが、その後は再び上昇し、すぐに売上高1兆円を取り返しました。
悪くないですね。

6. 資生堂(4911)の一株配当

続いて、配当の推移について見てみましょう。

こちらには、直近の配当金の推移を棒グラフで示しました。

配当は凸凹していますね。
業績によって、増配もあれば減配もあるという感じです。

7. 資生堂(4911)のEPS(1株あたりの利益)

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。
過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
そういった企業は、優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていたら要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう。

うーん、微妙ですね。
長期投資の理想とする右肩上がりではありませんね。

8. 資生堂(4911)のBPS(1株あたりの純資産)

次は、BPSです。
BPSは、一株当たりの純資産のこと。
このBPSが高いほど純資産が多く、負債が少ないということを表します。
すなわち、安定性が高い会社であると判断されます。
一方で、BPSが低いと純資産が少なく、負債が多いということになり、安定性を欠く会社であると見られます。

また、BPSの値と株価を比較することで、その株が割高か割安か判断することもできます。

では、そんなBPSを見てみましょう。

BPSは比較的右肩上がりで伸ばせています。
悪くないですね。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、8.97%です。
つまり、年間8.97%ずつこの会社は成長しているということを表しています。

9. 資生堂(4911)のROE(自己資本利益率)

最後にROEです。

ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」ということを表す数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業ということになります。

それでは資生堂(4911)のROE(自己資本利益率)を見てみましょう。

直近のROEは5.66%です。

うーん、合格ラインの10%には届きませんでした。
残念です。

ただ、過去には10倍を超えている年もあるので、今後に期待ですね。

10. 資生堂(4911)の今後をまとめると

世界に通用する日本の大企業ということで期待が高まっている会社です。
EPSの伸びがイマイチでしたが、一方でPERがものすごく高いのが気になりました。

こういった銘柄は、何かをきっかけに一気に株価を落とすことがあります。
実際に、昨年から資生堂の株価は右肩下がりです。

この内容では、正直あまり欲しいとは思えません。
残念ですが、次にいきましょう。

気になる方は、IRなどチェックしてみて下さい。