今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は栗田工業(6370)の株主優待と配当について分析していく。
栗田工業(6370) | |
何がもらえる? | 自社関連商品「水のクリタのうまい水」 |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約55万円 (100株) |
配当金は? | 7,800円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.75% |
栗田工業(6370)の株主優待の内容
まずは、栗田工業(6370)の株主優待の内容だ。
栗田工業(6370)の株主優待は、自社関連商品「水のクリタのうまい水」だ。
保有株数が100株以上1,000株未満の場合、1セット(1,800円相当)。
1,000株以上5,000株未満の場合、3セット(5,400円相当)。
5,000株以上の場合、6セット(10,800円相当)がもらえる。
年1回、3月末日時点の株主が対象だ。
ただ、9月末日時点で、3年以上継続して1,000株以上保有している株主には、以下が追加となる。
1,000株以上5,000株未満の場合、1セット(1,800円相当)
5,000株以上の場合、2セット(3,600円相当)
栗田工業(6370)とはどんな会社?
栗田工業株式会社(くりたこうぎょう、英: Kurita Water Industries Ltd.)は、東京都中野区中野に本社を置く、半導体や液晶などの製造に欠かせない超純水を製造する水処理装置・水処理薬品の製造・開発を行なう企業である。
水処理専業としては国内最大手。
東証プライム上場。1949年(昭和24年)に海軍機関少尉や引揚船・千歳丸の機関長を務めた栗田春生が設立した。
社名の「栗田」は創業者・栗田春生の苗字からとられているが、一代限りであり、現在創業者一族との関係はない。
また「栗田工業」という名の企業は他にも全国に幾つか存在するが、それらとは全く別の企業である。
かつては「水の未来、人間の未来」などのスローガンがあった。東証プライム。
1949年設立。従業員数(連結)は6,737人。
売上高は2,648億700万円。
純利益は182億8,700万円。 純資産は2,441億800万円だ。 (2020年時点)(参考:ウィキペディア)
栗田工業(6370)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の栗田工業(6370)の株価は、5,500円(2022年8月時点)だ。
100株だと「約55万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、栗田工業(6370)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料920円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
栗田工業(6370)の場合、約55万円の投資でもらえる優待は年間1,800円相当なので、優待利回りは0.33%だ。
うーん、ちょっと物足りないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日だ。
この基準日の株主名簿に記載されている株主に配布される。
実際の権利日は、2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
栗田工業(6370)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の栗田工業(6370)は魅力的かを見ていこう。
栗田工業(6370)の配当利回りは、1.42%だ。
100株分、約55万円投資したら→年間7,800円。
500株分、約275万円投資したら→年間39,000円がもらえる。
配当も物足りないね。
配当の基準日は?
栗田工業(6370)の配当の基準日は3月末日と9月末日だ。
実際の権利確定日は、2022年9月28日と2023年3月29日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に栗田工業(6370)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.75%だ。
うーん、かなり物足りないね。
正直、優待と配当目当てに投資をしようと思うほどの魅力はなかった。
残念だが、次に行こう。
気になる方はチェックしてみてほしい。
栗田工業(6370) IR情報
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