日本株分析

京成電鉄(9009)の今後の株価を分析した

気になる日本株銘柄を分析し、その銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

本日は、京成電鉄(9009)について分析していきます。

以下の順番で分析していきたいと思います。
是非最後までご覧下さい。

1.会社の説明
2.時価総額
3.株価、PER、配当利回り
4.チャート
  -長期チャート
  -短期チャート
5.売上高
6.一株配当
7.EPS(1株あたりの利益)→とくに大事
8.BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
9.ROE(自己資本利益率)→とくに大事
10.まとめ

1. 京成電鉄(9009)とは?

京成電鉄株式会社は、千葉県市川市に本社を置く日本の鉄道事業者です。

東京都区部東部と千葉県北部に鉄道路線を有する大手私鉄の一つであり、京成グループの中核企業です。
社名は運営路線の起終点の頭文字である東京の「京」と成田の「成」に由来します。

鉄道業を本業とし、不動産事業も展開しています。
また、鉄道・バス・タクシーなどの交通機関を運営する京成バス・東京ベイシティ交通・北総鉄道・新京成電鉄・関東鉄道・千葉交通などの親会社でもあり、東京ディズニーリゾート(TDR)などを運営するオリエンタルランドの筆頭株主でもあります。

そんな京成電鉄(9009)の現在の社員数は10,855人です。

2. 京成電鉄(9009)の時価総額は?

京成電鉄(9009)の時価総額は 8,400億円です。(2024年時点)

時価総額ランクで言うと、Aランクです。

3. 京成電鉄(9009)の株価とPERと配当利回りは?

次に京成電鉄(9009)の株価とPER、配当利回りを見てみましょう。

株価:5,168円(2024年7月時点)

京成電鉄(9009)の株価は、5,168円です。
100株単位で売買できるので、約52万円から投資をすることができます。

50万円オーバーの日本株です。
高いですね。

PER:17.9倍(2024年7月時点)

次にPERです。
PERは、株価収益率ですね。
一般的に10倍以下であれば割安であると言われています。

京成電鉄(9009)の場合、PERは17.9倍です。

20倍近いので、どちらかというと割高ですね。

配当利回り:0.70%(2024年7月時点)

続いて、配当利回りです。
京成電鉄(9009)の場合、100株投資をしてもらえる配当は3,600円です。
配当利回りを計算すると、0.70%。

こちらはほとんどありません。

配当金の権利確定日は、毎年3月末日と9月末日です。

なお、京成電鉄(9009)の場合、株主優待として優待乗車証と優待割引券がもらえます。

京成電鉄(9009)の株主優待については↓に詳しくまとめているので、併せてご覧下さい。

4. 京成電鉄(9009)の株価チャート

次に株価チャートを分析していきましょう。
まずは長期チャートです。

こちらには、長期の月足チャートを示しました。

長期で見て上昇トレンドです。
良いですね。
とくにここ数年は勢いがありますね。

次に短期のチャートです。

京成電鉄(9009) 日足チャート

こちらには、直近1年の日足チャートを示しました。

短期で見ると、2024年2月にピークをつけて、その後は下げてきてしまっていますね。

5. 京成電鉄(9009)の売上高

では、売上高を見ていきましょう。

こちらには、直近の売上高を棒グラフで示しました。

2019年度までは比較的堅調だったのですが、コロナの影響で2020年度から大きく落ち込んでしまいました。
ただ、直近はようやくコロナ前を超える水準となりました。

ちなみに、京成電鉄(9009)の決算月は3月です。

6. 京成電鉄(9009)の一株配当

続いて、配当の推移について見てみましょう。

こちらには、直近の配当金の推移を棒グラフで示しました。

配当も右肩上がりで増えていますね。
なお、2023年度は業績を踏まえた特別配当8円が含まれています。

7. 京成電鉄(9009)のEPS(1株あたりの利益)

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。
過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
そういった企業は、優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていたら要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう。

コロナの影響で2020年度と2021年度は赤字となってしまっていたので、EPSはマイナスとなっています。
ただ、2022年度にはプラスに戻しているのと、2023年度は大きくEPSを伸ばし、コロナ前を超える水準となっています。

8. 京成電鉄(9009)のBPS(1株あたりの純資産)

次は、BPSです。
BPSは、一株当たりの純資産のこと。
このBPSが高いほど純資産が多く、負債が少ないということを表します。
すなわち、安定性が高い会社であると判断されます。
一方で、BPSが低いと純資産が少なく、負債が多いということになり、安定性を欠く会社であると見られます。

また、BPSの値と株価を比較することで、その株が割高か割安か判断することもできます。

では、そんなBPSを見てみましょう。

ほぼ横ばいですが、コロナ以降は伸ばせていますね。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、5.56%です。
つまり、年間5.56%ずつこの会社は成長しているということを表しています。

企業として成長はしていると言えそうです。

9. 京成電鉄(9009)のROE(自己資本利益率)

最後にROEです。

ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」ということを表す数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業ということになります。

それでは京成電鉄(9009)のROE(自己資本利益率)を見てみましょう。

直近のROEは、19.5%です。

合格ラインを超えています。
良いですね。

ちなみに、流動比率は0.64倍です。
こちらは1倍を割っているので少し心配です。
(でも鉄道会社は1倍割れていること多いです。)

10. 京成電鉄(9009)の今後をまとめると

悪くないですね。
直近業績を伸ばし、しっかりとコロナ前の水準を超えてきました。

最近は株価が下がってきているので、PERが15倍を下回ってくるタイミングでエントリーできると良いかもしれません。

個人的にも気になる銘柄でした。

気になる方はIRなどチェックしてみて下さい。