今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は椿本チエイン(6371)の株主優待と配当について分析していく。
椿本チエイン(6371) | |
何がもらえる? | 優待ポイント(1ポイント=1円) |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約94万円 (300株) |
配当金は? | 13,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 4.68% |
椿本チエイン(6371)の株主優待の内容
まずは、椿本チエイン(6371)の株主優待の内容だ。
椿本チエイン(6371)の株主優待は、食品、電化製品、体験ギフトおよび公益法人等への寄付などと交換できる優待ポイント(1ポイント=1円)だ。
保有株数が300株以上400株未満の場合、5,000ポイント。
400株以上500株未満の場合、7,000ポイント。
500株以上600株未満の場合、9,000ポイント。
600株以上700株未満の場合、12,000ポイント。
700株以上800株未満の場合、13,000ポイント。
800株以上900株未満の場合、14,000ポイント。
900株以上1,000株未満の場合、15,000ポイント。
1,000株以上の場合、20,000ポイントがもらえる。
なお、3年以上継続して株を保有している場合は、上記に対して1割増となる。
年1回、3月末日時点の株主が対象だ。
椿本チエイン(6371)とはどんな会社?
株式会社椿本チエイン(つばきもとチエイン、英称:Tsubakimoto Chain Co.)は、大阪府大阪市北区中之島に本社を置く日本の企業である。
チェーン、モーションコントロール、モビリティ、マテハンの4事業を手掛ける1917年創業の老舗企業。
社名に「チエイン」があることから、チェーンメーカーと想像されるが、部品からシステムまで幅広く事業展開している。
椿本は創業者の名字を反映したもの。産業用チェーンでは世界シェア1位を誇り、動力伝動用、搬送用など多種多様に幅広い用途で使われるチェーンを製造。
「動力ある所“つばき”(業界における同社の通称)あり」と言われている。
モーションコントロールの分野では、産業機械の複雑な動きをコントロールする、減速機、直線作動機、カムクラッチ、制御機器などを製造販売している。
自動車エンジン用タイミングチェーンシステムでも世界シェア1位で、トヨタ自動車・日産自動車・スズキなど国内メーカーは勿論、北米や欧州、アジアなど世界中の自動車メーカーに部品を供給。
国産車の約70%に椿本製のタイミングチェーンシステムが搭載されている。
最近では、電気自動車や次世代エコカー向けの部品も開発・販売している。
マテハン事業では、物流業界向けの自動仕分けシステムや自動車工場向け搬送システムなどの自動化システムを製造。
コロナ禍、ライフサイエンス分野の技術を活用して、PCR検査自動化装置を開発した。
京都府京田辺市および埼玉県飯能市、京都府長岡京市、兵庫県加西市、岡山県津山市に工場がある。
グループ全体で、世界26の国と地域に、79 カ所に及ぶ製造販売拠点を持っている。東証プライム。
1941年設立。従業員数(連結)は8,535人。
売上高は2,158億7,900万円。
純利益は145億4,300万円。
純資産は2,097億5,700万円だ。
(2022年時点)(参考:ウィキペディア)
椿本チエイン(6371)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の椿本チエイン(6371)の株価は、3,140円(2022年8月時点)だ。
300株だと「約94万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、椿本チエイン(6371)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料920円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
椿本チエイン(6371)の場合、約94万円の投資でもらえる優待は年間5,000円相当なので、優待利回りは0.53%だ。
うーん、ちょっと物足りないね。
そもそも株主優待をもらうために100万円近くもの投資が必要というのはちょっと高すぎる。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日だ。
この基準日の株主名簿に記載されている株主に配布される。
実際の権利日は、2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
椿本チエイン(6371)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の椿本チエイン(6371)は魅力的かを見ていこう。
椿本チエイン(6371)の配当利回りは、4.15%だ。
100株分、約31万円投資したら→年間13,000円。
300株分、約94万円投資したら→年間39,000円がもらえる。
配当はなかなか良いね。
配当の基準日は?
椿本チエイン(6371)の配当の基準日は3月末日と9月末日だ。
実際の権利確定日は、2022年9月28日と2023年3月29日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に椿本チエイン(6371)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは4.68%だ。
なかなか良いのではないだろうか。
株主優待が300株の投資からしか貰えないのはちょっと残念だったが、配当が良いので、配当目当ての投資もありだと思った。
気になる方はチェックしてみてほしい。
椿本チエイン(6371) IR情報
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