今日は牛丼チェーンの株主優待をまとめて紹介したいと思います。
日本人で嫌いな人なんていないのではないでしょうか。
僕は独身の頃は、毎食のように牛丼を食べていました。
最初、学生の頃は松屋にハマって、当時は、豚丼に生卵をつけて、そこにカルビタレをかけるなんていう今から考えるとなんてジャンキーなと思えるような食べ方を毎回していました。
その後、社会人になってからは、吉野家の十勝豚丼にハマって毎日仕事終わりに食べていたのを思い出します。
それからは、すき家の高菜明太マヨ牛丼にハマってみたり、甘辛いタレの東京チカラめしにハマってみたり、とにかく僕は牛丼が大好きです。
みなさんもこだわりの食べ方だったり、好きなお店がきっとあるのではないでしょうか。
では、そんな牛丼チェーンはそれぞれどのような株主優待を用意しているのでしょうか。
順番に見ていきましょう。
人気の牛丼チェーン
こちらのサイトによると、今人気の牛丼チェーンランキングは以下のようです。
1位 すき家
2位 吉野家
3位 松屋
4位 なか卯
5位 伝説のすた丼屋
6位 東京チカラめし
では、順番に、株主優待の内容を見ていきたいと思います。
すき家
ゼンショーホールディングス(7550) | |
何がもらえる? | 優待食事券 |
いつ買えばいい? | 2023年9月27日 2024年3月27日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約43万円 (100株) |
配当金は? | 2,400円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.01% |
冒頭でも書いた明太マヨ牛丼だったり、ねぎ玉牛丼、とろ〜り3種のチーズ牛丼だったり、様々なアレンジ牛丼が人気のすき屋は、現在2,000店舗近くを全国に展開しています。
店舗数でも現在1位となっています。
そんなすき家を運営するのが、ゼンショーホールディングスです。
ゼンショーホールディングスは、すき家の他にも、回転寿司チェーンのは「ま寿司」や、ファミリーレストランの「ビッグボーイ」「華屋与兵衛」「ジョリーパスタ」などを展開し、飲食店業界ではすかいらーくに次いで2位の地位を築いています。
ゼンショーホールディングスの株主になると、すき家含めて、ゼンショーホールディングスが展開している店舗で利用できる食事券がもらえます。
例えば、100株保有すると、約43万円の投資が必要で、その場合1,000円分の食事券が年に2回株主優待としてもらえます。
利回り的には、ちょっと物足りないですが、すき家だけではなく、様々なお店で利用できるのは嬉しいですよね。
吉野家
吉野家ホールディングス(9861) | |
何がもらえる? | 優待食事券 |
いつ買えばいい? | 2023年8月29日 2024年2月24日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約25万円 (100株) |
配当金は? | 1,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.00% |
創業は明治32年。
牛丼チェーンの中では最も老舗です。
「牛丼」という食べ物を初めて考案したのが、吉野家を創業した松田栄吉。
まさに吉野家は牛丼の生みの親です。
ゼンショーホールディングスの創業者も元々は吉野家で働いていたといいます。
そんな吉野家は、現在全国に1200店舗を展開し、店舗数でもすき家に次いで2位となっています。
吉野家を展開するのは、吉野家ホールディングス。
吉野家ホールディングスは、吉野家の他にも「はなまるうどん」やラーメン店「せたが屋」などを展開しています。
そんな吉野家ホールディングスの株主になると、吉野家含めて、吉野家ホールディングスが展開する店舗で利用できる優待食事券がもらえます。
例えば、100株保有すると、約25万円の投資で、2,000円分の食事券が2回株主優待としてもらえます。
優待の額は、すき家と同じですが、必要投資額がすき家よりも安いので、吉野家の方がややお得と言えます。
松屋
松屋フーズ(9887) | |
何がもらえる? | 優待食事券 |
いつ買えばいい? | 2024年3月27日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約42万円 (100株) |
配当金は? | 2,400円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.52% |
昭和41年に創業した松屋は、牛丼チェーンの中では吉野家に次いで2番目の老舗ということになります。
一時期は、牛丼の価格を1杯280円に設定したり、黒胡麻焙煎七味を付けたプレミアム牛めしを発売する(現在では販売終了)など、様々な話題を呼んでいます。
そんな松屋を展開するのは、松屋フーズです。
松屋フーズの株を100株保有すると、約42万円の投資で、1枚で1品と交換できる優待券が10枚もらえます。(ただし、1年以上の保有が条件。)
例えば、松屋の場合、カルビ焼肉定食が820円なので、優待食事券を使えば、年間8,200円得することになります。
好きなメニューが10回もタダで食べられるのは嬉しいですね。
なか卯
なか卯は、昭和44年に手作りうどん店としてオープンしたチェーンです。
うどん店ならではの出汁の効いた親子丼や牛丼が人気です。
そんななか卯は、2005年からすき家のゼンショーホールディングスの子会社となっています。
よって、上でもご紹介したゼンショーの株を買えば、もらえる優待券でなか卯も食べられるということです。
すき家でもなか卯でもどちらでも使える優待がもらえるのは嬉しいですよね。
伝説のすた丼屋
伝説のすた丼屋は、2000年から出店を開始し、現在では全国に93店舗を構えます。
ニンニクの効いた豪快な牛丼で人気です。
そんな伝説のすた丼屋は、株式会社アントワークスという会社が展開しています。
ただ、アントワークスは未上場のため、株主優待もありません。
東京チカラめし
三光マーケティングフーズ(2762) | |
何がもらえる? | 優待割引券など |
いつ買えばいい? | 2023年6月28日 2023年12月27日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約1万5千円 (100株) |
配当金は? | 無し |
優待と配当の合計利回り | 20.0% |
2011年に東京池袋に1号店を出店して以来、すごい勢いで出店し、一時期は100店舗の出店を達成した東京チカラめしですが、その後業績不振に陥り、現在では東京と大阪、千葉にそれぞれ1軒、合計3店のみの展開となっています。
ただその甘辛い独特の牛丼は他では味わえない味だと話題となり、今でもその味を求める人は少なくないといいます。
そんな東京チカラめしは、東方見聞録や金の蔵といった居酒屋を展開する三光マーケティングフーズが運営しています。
三光マーケティングフーズは、100株分、約1万5千円の投資で、「東京チカラめし応援カレー」というレトルトカレー2食分と、三光マーケティングフーズが展開する店舗で会計時に3割引となる優待券がもらえます。
東京チカラめしのお会計を3割引にしてもあまり得しないので、できれば金の蔵などの居酒屋の会計時に使いたい優待ですね。
いかがだったでしょうか。
今日は、牛丼チェーンの株主優待をご紹介しました。
是非気になるものがあれば、株を買ってみてはいかがでしょうか。