今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は松屋フーズ(9887)の株主優待と配当について分析していく。
松屋フーズ(9887) | |
何がもらえる? | 優待食事券 |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約41万円 (100株) |
配当金は? | 2,400円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.17% |
松屋フーズ(9887)の株主優待の内容
まずは、松屋フーズ(9887)の株主優待の内容だ。
松屋フーズ(9887)の株主優待は松屋、松のや、松乃家、チキン亭で利用できる優待食事券だ。
この食事券は、1枚で1品と交換できる。(ラージ定食・W定食を除く)
保有株数が100株以上で、かつ1年以上3年未満の保有で、10枚。
3年以上の保有で、12枚がもらえる。
この優待は年に1回、3月末日時点の株主に配布される。
なお、優待の発送は6月下旬だ。
例えば、松屋の場合、カルビ焼肉定食が650円なので、優待食事券を使えば、年間6,500円得することになる。
松屋フーズ(9887)とはどんな会社?
松屋フーズは、牛丼・カレー・定食などを販売する「松屋」などの飲食店をチェーン展開している会社だ。
元々、創業者の瓦葺利夫が1966年に東京都練馬区羽沢の住宅街に「中華飯店 松屋」を開業したのがその始まりだった。
しかし、この店がなかなか軌道に乗らず閉店。
その後、当時、牛丼チェーン販売をしていた 吉野家 の味に感銘を受けた創業者の瓦葺が牛丼の研究を重ね独自の味を完成させて、1968年6月に江古田に牛めし・焼肉定食店としての「松屋」をオープンさせた。現在は、日本国内に留まらず、中国上海市にも出店している他、ラーメン居酒屋、豚カツ専門店などをアメリカ合衆国ニューヨークで営業している。
東証プライム。
1980年設立。従業員数(連結)は1536人。
売上高は981億5863万4000円。
純利益は21億9764万3000円。
純資産は408億825万5000円だ。
(2019年時点)(参考:ウィキペディア)
松屋フーズ(9887)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の松屋フーズ(9887)の株価は、4,135円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約41万円」で購入できる。
松屋フーズホールディングスの場合、1年以上継続して保有している株主が優待の対象となるので、ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引には向かない。
クロス取引についてはこちら
約41万円の投資で6,500円分の優待食事券がもらえるので、優待利回りは1.59%だ。
利回りで見るとちょっと物足りないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
松屋フーズ(9887)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の松屋フーズ(9887)は魅力的かを見ていこう。
松屋フーズ(9887)の配当利回りは0.59%だ。
100株分、約41万円投資したら→年間2,400円。
500株分、約205万円投資したら→年間12,000円がもらえる。
配当もちょっと物足りないね。
配当の基準日は?
松屋フーズ(9887)の配当の基準日は3月末日と9月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年3月29日と2023年9月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に松屋フーズ(9887)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.17%だ。
うーん、ちょっと物足りないね。
欲を言えば、41万円も投資するわけだから、もう少し優待も配当も増やしてもらいたいものだ。
特に最近は、以前よりもだいぶ株価が上がってきてしまい、お得度も減ってしまった。
とはいえ、松屋好きの方にとっては嬉しい優待だと思う。
気になる方は是非チェックしてみてほしい。