今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。
今回は近鉄百貨店(8244)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。
近鉄百貨店(8244) | |
何がもらえる? | 優待カードなど |
いつ買えばいい? | 2023年8月29日 2024年2月24日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約25万円 (100株) |
配当金は? | 1,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 0.40% |
近鉄百貨店(8244)の株主優待の内容
まずは、近鉄百貨店(8244)の株主優待の内容です。
近鉄百貨店(8244)の株主優待は①株主買物優待カードと②株主優待クーポン券です。
①株主買物優待カードは、近鉄百貨店での買い物が10%割引となります。(CD・DVD、書籍等は5%割引)
②株主優待クーポン券は、以下の特典がセットになった冊子です。
近鉄百貨店レストラン街優待券:5枚
近鉄文化サロンご入会優待券:1枚
近鉄パーキングビルおよび近鉄南駐車場 無料駐車1時間延長券:2枚
近鉄百貨店オリジナルエコバッグお引換券:1枚
あべのハルカス展望台「ハルカス 300」入場ご優待券(大人200円引き、子供100円引き):2枚
志摩スペイン村ご優待券(パスポート料金20%引き):2枚
ゴルフ場ご優待券(優待料金でプレーできる):1枚
都ホテルズ&リゾーツご優待券(宿泊30%引き、婚礼披露宴料理10%引き):宿泊5枚、婚礼1枚
近鉄レンタリース レンタカー料金割引券(10%引き):2枚
保有株数が100株以上の株主全員がもらえます。
年に2回、2月末日と8月末日時点の株主に配布されます。
近鉄百貨店(8244)とはどんな会社?
株式会社近鉄百貨店(きんてつひゃっかてん、英: KINTETSU Department Store Co., Ltd.)は、日本の百貨店の一つ。
近鉄グループの主要企業。
本社・本店は大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43。
旧・丸物時代から続き大阪証券取引所第1部(2013年7月16日から東京証券取引所第1部)に株式コード8244で上場する。前身は、1920年1月に創業した百貨店京都府京都市が発祥の地の「丸物」(まるぶつ)をルーツとする旧京都近鉄百貨店と、近畿日本鉄道の直営百貨店部門から分離し発展した旧近鉄百貨店に分かれる。
親会社の近畿日本鉄道(近鉄)は三菱グループと密接な関係を持つが、近鉄百貨店は大輪会の会員企業である。
旧京都近鉄百貨店[編集]
詳細は「丸物」および「丸物#京都近鉄百貨店」を参照
旧京都近鉄百貨店の前身・丸物は、中林仁一郎によって創業された。創業時は「京都物産館」という名前だったが、そのマーク(○の中に物産館の「物」)と他地域への出店がきっかけで、1931年に「丸物」に改称した。
最盛期には東京・池袋駅ビル(現在のパルコ本館)にも東京丸物を出店するなど全国展開していた。
仁一郎の死後は経営が悪化し、社長に就いた仁一郎の長男・中林仁良のもとで伊藤忠商事との提携に踏み切るがうまく行かず、1966年4月に伊藤忠の株を引き受ける形で、近畿日本鉄道の資本参加を受けて近鉄グループ入りする。
近鉄グループから橋本達吉が送られ、仁良に協力して経営再建に取り組んだ。
最終的に岐阜店と本店の2店が残ったが、1977年5月27日に中林仁良が会長、橋本達吉が社長となると同時に、社名・両店名とも「丸物」から近鉄グループの一員と示す京都近鉄百貨店に変更し、本店が京都駅前に立地していることを意図した「FRONT KYOTO (フロント京都)~」のキャッチコピーもやがて消えた。
なお、1975年に近鉄流通グループとして出店したひらかた丸物(社名は「枚方丸物」)は別法人の枚方近鉄百貨店に改称後、1998年に近鉄百貨店に吸収合併され、枚方店となった。
また、1997年(平成9年)9月5日には別会社方式で草津近鉄百貨店を草津駅前に出店し、京都本店・岐阜店と共に一体的に運営した。
しかし、岐阜店は岐阜髙島屋のほか、郊外型商業施設や名古屋市内の百貨店との競合に負け、1999年(平成11年)9月30日に閉鎖に追い込まれている。
残った京都店も増床などの対策にもかかわらず、ジェイアール京都伊勢丹の開業で業績が悪化した。
このため、京都店を複合商業施設「プラッツ近鉄」に業態変更して、ジェイアール京都伊勢丹との共存を図った。東証スタンダード。
1949年設立。従業員数は1,677人。
売上高は2,834億円。
純利益は32億円。
純資産は388億円だ。
(2020年時点)(参考:ウィキペディア)
近鉄百貨店(8244)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の近鉄百貨店(8244)の株価は、2,492円(2023年5月時点)です。
100株だと「約25万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、近鉄百貨店(8244)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料473円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約25万円の投資で、もらえる優待は、どれもお金を払わないと得をしないものばかりなので、ここでは優待利回りは0%としておきます。
ただ、普段からよく近鉄百貨店で買い物をされる方にとってはきっと嬉しい優待だと思いますし、優待カードを使えば使うほど利回りも上がっていきます。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、2月末日と8月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2023年8月29日と2024年2月24日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、8月29日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の8月30日に現渡決済すればOK。
2月は、2月24日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の2月25日に現渡決済すればOK。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
近鉄百貨店(8244)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の近鉄百貨店(8244)は魅力的かを見ていこう。
近鉄百貨店(8244)の配当利回りは、0.40%です。
100株、約25万円投資したら年間1,000円。
500株、約125万円投資したら年間5,000円がもらえます。
配当はかなり少ないですね。
配当の基準日は?
近鉄百貨店(8244)の配当の基準日は2月末日です。
実際の権利確定日は、2024年2月24日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。
最後に近鉄百貨店(8244)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは0.40%です。
ただ、日頃から近鉄百貨店を利用される方にとっては嬉しい優待がもらえると思うので、気になる方は是非チェックしてみて下さい。
近鉄百貨店(8244) IR情報
これから株式投資を始めてみようと思われている方は、是非以下の記事も併せて読んでみて下さい。
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