日本株分析

AGC[旧:旭硝子](5201)の株価を分析した

気になる日本株銘柄を分析し、その銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

本日は、AGC[旧:旭硝子](5201)について分析していきます。

以下の順番で分析していきたいと思います。
是非最後までご覧下さい。

1.会社の説明
2.時価総額
3.株価、PER、配当利回り
4.チャート
  -長期チャート
  -短期チャート
5.売上高
6.一株配当
7.EPS(1株あたりの利益)→とくに大事
8.BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
9.ROE(自己資本利益率)→とくに大事
10.まとめ

1. AGC[旧:旭硝子](5201)とは?

AGC株式会社は、世界最大級のガラスメーカーです。
日本板硝子と並ぶガラスメーカーであり、建築材料、自動車向けなどのガラスを中心に、電子部材やその他の化学関連素材を製造・販売しています。

旧商号は旭硝子株式会社。
2018年7月に従来略称およびブランド名として用いてきたAGCを正式社名としました。

1907年(明治40年)創立。

三菱グループの一員。

日経平均株価の構成銘柄の一つ。

そんなAGC[旧:旭硝子](5201)の現在の社員数は55,999人です。

2. AGC[旧:旭硝子](5201)の時価総額は?

AGC[旧:旭硝子](5201)の時価総額は 1.14兆円です。(2023年時点)

時価総額ランクで言うと、AAランクです。

3. AGC[旧:旭硝子](5201)の株価とPERと配当利回りは?

次にAGC[旧:旭硝子](5201)の株価とPER、配当利回りを見てみましょう。

株価:5,383円(2023年11月時点)

AGC[旧:旭硝子](5201)の株価は、5,383円です。
100株単位で売買できるので、約54万円から投資をすることができます。

うーん、高いですね。
一つの銘柄に50万円は高すぎです。

サラリーマンにはなかなか手を出しづらいです。

PER:19.8倍(2023年11月時点)

次にPERです。
PERは、株価収益率ですね。
一般的に10倍以下であれば割安であると言われています。

AGC[旧:旭硝子](5201)の場合、PERは19.8倍です。

20倍以下なので、適正水準と言えそうです。

配当利回り:3.90%(2023年11月時点)

続いて、配当利回りです。
AGC[旧:旭硝子](5201)の場合、100株投資をしてもらえる配当は毎年21,000円です。
配当利回りを計算すると、3.90%。

結構ありますね。
高配当の部類です。

配当金の権利確定日は、毎年12月末日です。

なお、AGC[旧:旭硝子](5201)の場合、株主優待はありません。

4. AGC[旧:旭硝子](5201)の株価チャート

次に株価チャートを分析していきましょう。
まずは長期チャートです。

AGC[旧:旭硝子](5201) 月足チャート

こちらには、長期の月足チャートを示しました。

方向感がないですね。
2006年の高値圏から落ちてからはレンジの動きです。

ただ、直近は少しだけ上昇トレンドとなってきたかなという感じです。

次に短期のチャートです。

AGC[旧:旭硝子](5201) 日足チャート

こちらには、直近1年の日足チャートを示しました。

短期はしっかりと上昇トレンドとなっていますね。
直近も下値を切り上げながら推移しています。

5. AGC[旧:旭硝子](5201)の売上高

では、売上高を見ていきましょう。

こちらには、直近の売上高を棒グラフで示しました。

キレイな右肩上がりではないですが、直近売上高を更新し、2兆円を超えました。
これは過去最高の売上高だそうです。
いいですね。

ちなみに、AGC[旧:旭硝子](5201)の決算月は12月です。

6. AGC[旧:旭硝子](5201)の一株配当

続いて、配当の推移について見てみましょう。

こちらには、直近の配当金の推移を棒グラフで示しました。

配当はしっかりと増えていますね。
いいですね。

7. AGC[旧:旭硝子](5201)のEPS(1株あたりの利益)

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。
過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
そういった企業は、優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていたら要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう。

うーん、デコボコしていますね。
特に直近の2022年度は売上高は過去最高を記録したものの、EPSはマイナスとなってしまっています。

これは、ロシアウクライナ情勢によって、ロシアでの需要低下したこと、またそれにより事業撤退を余儀なくされてたことが響いたようです。

8. AGC[旧:旭硝子](5201)のBPS(1株あたりの純資産)

次は、BPSです。
BPSは、一株当たりの純資産のこと。
このBPSが高いほど純資産が多く、負債が少ないということを表します。
すなわち、安定性が高い会社であると判断されます。
一方で、BPSが低いと純資産が少なく、負債が多いということになり、安定性を欠く会社であると見られます。

また、BPSの値と株価を比較することで、その株が割高か割安か判断することもできます。

では、そんなBPSを見てみましょう。

キレイな右肩上がりではありませんが、比較的堅調です。
わるくはありません。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、3.76%です。
つまり、年間3.76%ずつこの会社は成長しているということを表しています。

9. AGC[旧:旭硝子](5201)のROE(自己資本利益率)

最後にROEです。

ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」ということを表す数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業ということになります。

それではAGC[旧:旭硝子](5201)のROE(自己資本利益率)を見てみましょう。

直近のROEは、赤字なので算出できません。
過去を見ても合格ラインの10%は超えられていません。

良くないですね。

10. AGC[旧:旭硝子](5201)の今後をまとめると

うーん、各数字の伸びがよくありませんでした。
ROEも低いです。

日本を代表する企業であることは間違いないのですが、イマイチパッとしません。
「投資したい!」と思わせるワクワクがありませんでした。

個人的にも、長期投資の投資対象には入りません。

日本株には良い銘柄がほかにもたくさんあります。
次、行きましょう。