今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は清水建設(1803)の株主優待と配当について分析していく。
清水建設(1803) | |
何がもらえる? | 木製グッズ |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約72万円 (1,000株) |
配当金は? | 2,100円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.99% |
清水建設(1803)の株主優待の内容
まずは、清水建設(1803)の株主優待の内容だ。
清水建設(1803)の株主優待は、東京木工場製作の木製グッズだ。
保有株数が1,000株以上5,000株未満の場合、干支柄コースター(2個)。
5,000株以上10,000株未満の場合、干支柄コースター(3個)、もしくは一輪挿し、もしくは鍋敷き。
10,000株以上の場合、干支柄コースター(3個)、一輪挿し、鍋敷き、置き時計、スマートフォンスピーカー、写真立て、手鏡、ルーペ、立体パズルのいずれかがもらえる。
詳しくはこちら。
年に1回、3月末日時点の株主に配布される。
なお、優待の発送は7月下旬だ。
清水建設(1803)とはどんな会社?
清水建設は、1804年に創業し、東京都に本社がある大手総合建設会社(ゼネコン)だ。
スーパーゼネコン5社(清水建設、大林組、鹿島建設、大成建設、竹中工務店)の一角。
民間の建築工事に強みがあるようだ。
受注活動では、大手他社と異なり採算度外視の大型工事をさけ、中小の物件の受注にも積極的。
得意分野は、建築では医療機関、土木ではLNGタンクの施工であるといわれている。
さらに、歴史的な経緯から、伝統的な社寺建築にも豊富な実績を有している。
伝統的な建築儀式である手斧始めを仕事はじめの1月4日に本社で執り行っている。
建設業で手斧始めを受け継いでいるのは、清水建設と金剛組(大阪)だけとのこと。
創業家である清水家の現在の当主は、清水満昭で、清水地所社長、清水建設取締役を務めている。
三金会の会員企業であり第一勧銀グループに属す。東証プライム。
1804年設立。従業員数(連結)は1万6297人。
売上高は1兆6982億9200万円。
純利益は989億7700万円。
純資産は7364億1200万円だ。
(2020年時点)(参考:ウィキペディア)
清水建設(1803)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の清水建設(1803)の株価は、724円(2023年3月時点)だ。
1,000株だと「約72万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、清水建設(1803)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料920円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約72万円の投資で約560円相当の木製コースターがもらえるので、優待利回りは0.08%だ。
利回りで見るとかなり少ないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
清水建設(1803)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の清水建設(1803)は魅力的かを見ていこう。
清水建設(1803)の配当利回りは、2.92%だ。
100株分、約7万円投資したら→年間2,100円。
1,000株分、約72万円投資したら→年間21,000円がもらえる。
ちょっと物足りないね。
配当の基準日は?
清水建設(1803)の配当の基準日は3月末日と9月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年3月29日と2023年9月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に清水建設(1803)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.99%だ。
優待も配当もあまり魅力的ではなかった。
優待をもらえるのは1,000株からだが、わざわざ優待のために70万円以上もの投資をする価値は無さそうだね。