今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は東海旅客鉄道(9022)の株主優待と配当について分析していく。
東海旅客鉄道(9022) | |
何がもらえる? | 優待割引券 |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約158万円 (100株) |
配当金は? | 13,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 0.88% |
東海旅客鉄道(9022)の株主優待の内容
まずは、東海旅客鉄道(9022)の株主優待の内容だ。
東海旅客鉄道(9022)の株主優待は、片道乗車券、特急券、急行券、グリーン券が1割引きとなる優待割引券だ。
保有株数が100株以上1,000株未満の場合、100株ごとに1枚。
1,000株以上10,000株未満の場合、10枚+1,000株超過分200株ごとに1枚。
10,000株以上20,000株未満の場合、55枚+10,000株超過分300株ごとに1枚。
20,000株以上50,000株未満の場合、100枚
50,000株以上100,000株未満の場合、250枚
100,000株以上の場合500枚がもらえる。
例えば、東京から新大阪に行く場合、片道乗車券が8,750円なので、優待券を利用すると875円得することになる。
優待は、年に1回、3月末日時点の株主に配布される。
なお、優待の発送は5月下旬だ。
東海旅客鉄道(9022)とはどんな会社?
東海旅客鉄道株式会社(とうかいりょかくてつどう、英: Central Japan Railway Company) は、東海地方を中心として旅客鉄道等を運営する日本の鉄道事業者。
国鉄分割民営化に伴い1987年(昭和62年)4月1日に日本国有鉄道(国鉄)から静岡・名古屋の各鉄道管理局 および新幹線総局(東海道新幹線)の鉄道事業を引き継いで発足したJRグループの旅客鉄道会社の一つ。
通称はJR東海(ジェイアールとうかい)、英語略称はJR Central。
コーポレートカラーはオレンジ色。本社は愛知県名古屋市(JRセントラルタワーズ)と東京都港区(JR東海品川ビル)。
東証プライム・名証プレミア上場企業。
日経平均株価およびJPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ。中部財界を支える有力企業の一つで、歴代社長らは中部経済連合会などの役員を度々務めている。
かつての「名古屋五摂家」に代わり、トヨタ自動車や中部電力と並んで中部財界の「新御三家」と呼ばれることもある。東証プライム。
1987年設立。従業員数(連結)は30,153人。
売上高は8235億1700万円。
純利益は△1991億1300万円。
純資産は3兆6866億0900万円だ。
(2021年時点)(参考:ウィキペディア)
東海旅客鉄道(9022)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の東海旅客鉄道(9022)の株価は、15,760円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約158万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、東海旅客鉄道(9022)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料1,398円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約158万円の投資で年間約875円得する(東京から新大阪の片道乗車券を優待を利用して購入した場合)ので、優待利回りは0.06%だ。
これならもはや無いと同じだね。
そもそも優待をもらうために150万円以上の投資が必要というのは高すぎる。
普通のサラリーマンでは手が出せない。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
東海旅客鉄道(9022)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の東海旅客鉄道(9022)は魅力的かを見ていこう。
東海旅客鉄道(9022)の配当利回りは0.82%だ。
100株分、約158万円投資したら→年間13,000円。
500株分、約790万円投資したら→年間65,000円がもらえる。
配当も少ないね。
配当の基準日は?
東海旅客鉄道(9022)の配当の基準日は3月末日と9月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年3月29日と2023年9月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に東海旅客鉄道(9022)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは0.88%だ。
うーん、全く良くないね。
必要投資額も高いし、利回りも低いしで良いところ無しだ。
もっと良い銘柄は沢山あるので、次に行こう。