株主優待

近鉄グループホールディングス(9041)の株主優待と配当はオススメか?

今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。

今回は近鉄グループホールディングス(9041)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。

近鉄グループホールディングス(9041)
何がもらえる? 沿線招待乗車券など
いつ買えばいい? 2024年9月26日
2025年3月27日
(年2回)
いくら買えばいい? 約35万円
(100株)
配当金は? 5,000円
(100株)
優待と配当の合計利回り 2.98%

近鉄グループホールディングス(9041)の株主優待の内容

まずは、近鉄グループホールディングス(9041)の株主優待の内容です。

近鉄グループホールディングス(9041)の株主優待は、①沿線招待乗車券と②株主優待乗車券と③グループ施設割引券です。

①と②は、近鉄電車全線(葛城山ロープウェイを除く)に1枚1人片道通用できる乗車券です。

③は、近鉄百貨店(買物5%割引)、箱根高原ホテルや奥日光高原ホテル(宿泊料10%割引)、志摩スペイン村(「パルケエスパーニャ」パスポート20%割引)などで利用できる割引券がセットになっています。
利用可能施設についてはこちら

保有株数が100株以上の場合、①4枚、③1冊。
1,000株以上の場合、①4枚、②4枚、③1冊。
2,000株以上の場合、①4枚、②8枚、③1冊。
3,000株以上の場合、①4枚、②12枚、③1冊。
4,000株以上の場合、①4枚、②16枚、③1冊がもらえます。

(5,100株以上の内容についてはこちら)

優待は、年に2回、3月末日と9月末日時点の株主に配布されます。

なお、優待の発送は6月下旬と9月上旬です。

例えば、近鉄奈良から大阪難波まで行く場合、片道680円です。
優待券を使って年間4往復するとすると、5,440円得することになります。
なかなか良いですね。

近鉄グループホールディングス(9041)とはどんな会社?

近鉄グループホールディングスは、大手私鉄である近畿日本鉄道・旅行会社である近畿日本ツーリストなどを中核とする近鉄グループの持株会社です。

2015年4月1日付けで近畿日本鉄道を近鉄グループホールディングスに社名変更した上で、鉄軌道事業を近畿日本鉄道分割準備に、不動産事業を近鉄不動産に、ホテル・旅館事業を近鉄ホテルシステムズ(同日付で近鉄・都ホテルズに社名変更)、流通事業を近鉄リテーリングにそれぞれ吸収分割し、持株会社制に移行し誕生した純粋持株会社。

東証プライム。
1944年設立。

従業員数(連結)は30,343人。

(参考:ウィキペディア)

近鉄グループホールディングス(9041)の株主優待はいくらでもらえる?

現在の近鉄グループホールディングス(9041)の株価は、3,459円(2024年9月時点)です。
100株だと「約35万円」で購入できます。

ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引についてはこちら

約35万円の投資でもらえる優待が乗車券なので、仮に近鉄奈良と大阪難波を年間4往復する場合、優待利回りは1.55%です。

普段から近鉄を利用される方には嬉しい優待なのではないでしょうか。
当然、グループ施設割引券を利用すればするほど利回りは上がっていきます。

具体的に権利日はいつ?

株主優待の基準日は、3月末日と9月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。

実際の権利日は、2024年9月26日と2025年3月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。

クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、9月26日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月27日に現渡決済すればOK。
3月は、3月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月28日に現渡決済すればOK。

一目でわかる株主優待カレンダーはこちら

近鉄グループホールディングス(9041)の配当は?

次に、配当目的の投資として考えた場合の近鉄グループホールディングス(9041)は魅力的かを見ていきましょう。

近鉄グループホールディングス(9041)の配当利回りは、1.43%です。

100株、約35万円投資したら年間5,000円
500株、約175万円投資したら年間25,000円がもらえます。

配当も少ないですね。

配当の基準日は?

近鉄グループホールディングス(9041)の配当の基準日は3月末日と9月末日です。

実際の権利確定日は、2024年9月26日と2025年3月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。

最後に近鉄グループホールディングス(9041)の株主優待と配当をまとめてみると

優待と配当合わせて利回りは2.98%です。

悪くないですね。
近鉄沿線に住まわれている方は、利用できるサービスも多いと思うので、1度チェックしてみてはいかがでしょうか。

近鉄グループホールディングスIR情報