株主優待

京成電鉄(9009)の株主優待と配当はオススメか?

今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。

今回は京成電鉄(9009)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。

京成電鉄(9009)
何がもらえる? ①優待乗車証と
②優待割引券
いつ買えばいい? 2024年3月27日
2024年9月26日
(年2回)
いくら買えばいい? 約66万円
(100株)
配当金は? 2,600円
(100株)
優待と配当の合計利回り 0.77%

京成電鉄(9009)の株主優待の内容

まずは、京成電鉄(9009)の株主優待の内容です。

京成電鉄(9009)の株主優待は、①優待乗車証と②優待割引券です。

①の優待乗車証は、回数券式で、1枚で京成線に1回乗車できます。

②の優待割引券は、水戸京成ホテル・京成ホテルミラマーレ(宿泊料金20%割引)、京成トラベル(パック旅行3%割引)、リブレ京成(買物代金2,000円ごとに100円割引)等で使える割引券がセットになっています。

保有株数が100株以上の場合、①:2枚(3月のみ)
500株以上の場合、①:4枚、②:1冊
1,500株以上の場合、①:7枚、②:1冊
2,500株以上の場合、①:10枚、②:1冊がもらえます。
※3,500株以上についてはこちら

年に2回、3月末日と9月末日時点の株主に配布されます。(500株未満の場合は3月のみ)

例えば、京成上野から成田空港までの運賃が片道1,235円なので、①を使って京成上野と成田空港を年間1往復すれば、約2,500円得することになります。

京成電鉄(9009)とはどんな会社?

京成電鉄は、東京都と千葉県に路線を有する大手私鉄の一つだ。
日経225(日経平均株価)の構成銘柄の一社。

鉄道業を本業としている傍、不動産事業も展開している。
鉄道、バス、タクシーなどの交通機関を運営する京成バス、東京ベイシティ交通、北総鉄道、新京成電鉄、関東鉄道、千葉交通などの親会社でもあり、東京ディズニーランドなどを運営するオリエンタルランドの筆頭株主でもある。

東証プライム。
1909年設立。

従業員数(連結)は11,150人。

売上高は2077億6100万円。
純利益は△303億円。
純資産は3960億4400万円だ。
(2021年時点)

(参考:ウィキペディア)

京成電鉄(9009)の株主優待はいくらでもらえる?

現在の京成電鉄(9009)の株価は6,639円(2023年12月時点)です。
100株だと「約66万円」で購入できます。

ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、京成電鉄(9009)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料920円がかかります。(SBI証券の場合)

クロス取引についてはこちら

約66万円の投資で年間2,500円得する(年に京成上野〜成田空港を1往復する場合)ので、優待利回りは0.38%です。

かなり少ないですね。

具体的に権利日はいつ?

株主優待の基準日は、3月末日と9月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。

実際の権利日は、2024年3月27日と2024年9月26日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。

クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月28日に現渡決済すればOK。
9月は、9月26日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月27日に現渡決済すればOK。

一目でわかる株主優待カレンダーはこちら

京成電鉄(9009)の配当は?

次に、配当目的の投資として考えた場合の京成電鉄(9009)は魅力的かを見ていきましょう。

京成電鉄(9009)の配当利回りは0.39%です。

100株、約66万円投資したら年間2,600円
500株、約330万円投資したら年間13,000円がもらえます。

配当もかなり少ないですね。

配当の基準日は?

京成電鉄(9009)の配当の基準日は3月末日と9月末日です。

実際の権利確定日は、2024年3月27日と2024年9月26日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。

最後に京成電鉄(9009)の株主優待と配当をまとめてみると

優待と配当合わせて利回りは0.77%です。

優待も配当も全く魅力的ではありませんでした。
わざわざ優待や配当のために投資したくなるような銘柄ではないですね。

次に行きましょう。

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