今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。
今回は富士フィルムホールディングス(4901)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。
富士フィルムホールディングス(4901) | |
何がもらえる? | ヘルスケア商品優待割引販売 |
いつ買えばいい? | 2024年9月26日 2025年3月27日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約34万円 (100株) |
配当金は? | 5,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.47% |
富士フィルムホールディングス(4901)の株主優待の内容
まずは、富士フィルムホールディングス(4901)の株主優待の内容です。
富士フィルムホールディングス(4901)の株主優待は、グループヘルスケア商品優待割引販売です。
この割引販売は、アスタリフトやサプリメントなどのヘルスケア商品全品を30%オフで購入できるようです。
年に2回、3月末日と9月末日時点で100株以上保有の株主に配布されます。
富士フィルムホールディングス(4901)とはどんな会社?
富士フィルムホールディングスは、富士フイルムと富士ゼロックスを傘下に持つ持株会社です。
本社は東京都港区赤坂9丁目の東京ミッドタウン、本店は同・西麻布2丁目(高樹町)の富士フイルム西麻布ビルに所在しています。元々、1934年に写真フィルムの国産化を目指すため、大日本セルロイド社(現: ダイセル)の写真事業を分社して「富士写真フイルム株式会社」として設立されたのが始まりでした。
1962年に英国のランク・ゼロックスと業務提携を結んで、複写機メーカー・富士ゼロックス株式会社を発足。
2006年 10月1日からは持株会社制に移行し、写真部門の事業を新たに設立した富士フイルム株式会社が継承、同時に現在の「富士フイルムホールディングス」に商号を変更して純粋持株会社となりました。現在は、写真にとどまらず、これまでの写真フィルム製造で培われてきた化学合成などの技術力を応用して、液晶ディスプレイの材料や、医療・医薬、機能性化粧品、サプリメントなどメディカル・ヘルスケア分野への進出など新規の事業展開を積極的に行なっています。
東証プライム。
1934年設立。従業員数(連結)は73,275人。
(参考:ウィキペディア)
富士フィルムホールディングス(4901)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の富士フィルムホールディングス(4901)の株価は、3,391円(2024年4月時点)です。
100株だと「約34万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、富士フィルムホールディングス(4901)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数473円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
富士フィルムの場合、商品を購入しないと特をしない優待なので、優待利回りは0%です。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日と9月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2024年9月26日と2025年3月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、9月26日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月27日に現渡決済すればOK。
3月は、3月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月28日に現渡決済すればOK。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
富士フィルムホールディングス(4901)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の富士フィルムホールディングス(4901)は魅力的かを見ていきましょう。
富士フィルムホールディングス(4901)の配当利回りは1.47%です。
100株、約34万円投資したら年間5,000円。
500株、約170万円投資したら年間25,000円がもらえます。
配当はちょっと物足りないですね。
配当の基準日は?
富士フィルムホールディングス(4901)の配当の基準日は3月末日と9月末日です。
実際の権利確定日は、2024年9月26日と2025年3月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。
最後に富士フィルムホールディングス(4901)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.47%です。
うーん、かなり物足りない内容ですね。
だいたい、株主優待がヘルスケア商品の優待価格販売って、お金を払わないと得をしない内容ですし、株主優待だったらもっとちゃんと株主に還元する内容にしてもらいたいものです。
残念ながら、優待や配当を目当てに投資するような銘柄ではありませんでした。
次に行きましょう。