今日はイオン(8267)の株主優待と配当について分析してみたいと思います。
イオン(8267) | |
何がもらえる? | 優待カード(オーナーズカード) |
いつ買えばいい? | 2025年2月26日 2025年8月27日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約40万円 (100株) |
配当金は? | 4,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 6.40% |
イオン(8267)の株主優待の内容
まずは、イオン(8267)の株主優待の内容です。
イオン(8267)の株主優待は、様々な特典が受けられる優待カード(オーナーズカード)です。
この優待カードを持っていると、いくつか特典を受けられるのですが、
例えば、保有株数が100株以上500株未満の場合、イオン系列店での買い物総額から3%キャッシュバックが受けられます。
このキャッシュバックの率は、保有する株数により異なり、
500株以上1,000株未満の場合は、4%。
1,000株以上3,000株未満の場合、5%。
3,000株以上の場合、7%となります。
年に2回、2月末日と8月末日の株主に配布されます。
なお、優待券の発送は3月末と9月末です。
キャッシュバックの時期は以下となります。
8/末迄の買物に対し10月に返金。
2/末迄の買物に対し4月に返金。
なお、半年間に合計100万円までのお買物が返金対象。
実際のキャッシュバックの受け方は、半年ごとに期間中のお買物状況を記した明細書と「株主ご優待返金引換証」が郵送されてくるようです。
この引換証をイオン店舗などに持っていくことで、現金で返金されます。
キャッシュバックの割合的には、少し物足りないですが、普段から日常的にイオンを利用されている方は、是非とも持っておきたい株主優待なのではないでしょうか。
ちなみに、イオンの今後の株価が気になる方は、↓も併せてチェックしてみて下さい。
イオン(8267)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のイオン(8267)の株価は、3,954円(2024年9月時点)です。
100株だと「約40万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引についてはこちら
もし仮に、月6万円(1世帯の平均食費)分の買い物をイオンでしたとすると、3%分、1,800円がキャッシュバックされることになります。
年間では、21,600円です。
(実際こちらの方のブログによると、半年間で10,739円のキャッシュバックがもらえたといいます。)
約40万円の投資で優待が年間21,600円相当なので、優待利回りは5.40%です。
かなり良いですね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、2月末日と8月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2025年2月26日と2025年8月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、2月26日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の2月27日に現渡決済すればOK。
8月は、8月27日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の8月28日に現渡決済すればOK。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
イオン(8267)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のイオン(8267)は魅力的かを見ていきましょう。
イオン(8267)の場合、配当利回りは1.00%です。
100株、約40万円投資したら年間4,000円。
500株、約200万円投資したら年間20,000円。
配当は少ないですね。
ただ、使い方によってはかなり優待利回りが良いので、さらに配当金があるというだけでも好印象ではあります。
イオン(8267)とはどんな会社?
イオンは、国内外260余りの企業で構成される「イオングループ」の持株会です。
元々の起源は、四日市岡田家の初代岡田惣左衛門が、四日市久六町(現在の三重県)で創業した太物・小間物商「篠原屋」でした。
現在の代表 岡田元也氏は、衆議院議員で元民進党代表の岡田克也の実の兄だそう。現在は625店舗を展開し、日本のスーパー業界では堂々の1位となっています。
東証プライム。
1926年設立。従業員数(連結)は15万6739人。
(参考:ウィキペディア)
最後にイオン(8267)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは6.40%です。(月に6万円以上イオンで買い物した場合)
かなり良いですよね。
イオンが近くにある方にとっては魅力的だと思います。
僕自身もかなり欲しいなと思ってしまいました。
ただ、PERが74倍と、異常な高さです。
株主優待が人気だからこの割高感でも買われるのでしょうか。
こういった高PERの銘柄は、大きく株価を下げることもあるので、注意が必要です。
優待目当てで買うならば、しっかりとその辺りも考慮しながら慎重に判断をした方がいいと思います。
魅力的な優待に惑わされないように気をつけましょう。
ちなみに、イオンの今後の株価が気になる方は、↓も併せてチェックしてみて下さい。