幼少期からの英語学習は本当に必要なのか?

子育て
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息子と幼稚園で同じクラスの子が、来年度から英語教育で有名な幼稚園に転園するらしい。

なんでも、その幼稚園では、午後はまるまるネイティブの先生と英語で過ごすみたいだ。

この子の親は、相当英語に思い入れがあるのだろう。

いや、この子の親だけではなく、今や子育て世代の多くが、いかに自分の子供に英語力を身につけさせるかということに、関心が高いのではないだろうか。

そこで今日は、子供にいつから英語を学ばせるべきかということを考えていきたい。

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英語学習を始めるべきタイミング

以前、Eテレの『すくすく子育て』という番組で、子供の英語教育について専門家がこう語っていた。

「効率良く英語を学習するためには、母国語を完全習得した後、つまり9歳頃から、始めるべき。」

逆に、英語など、母国語以外の第二言語の学習があまりにも早いと、母国語の習得に影響を与えてしまうという。
2つ以上の言語を同時に学ぶと、それぞれが薄まってしまうのだ。
だから、母国語を完全に習得した9歳くらいから第二言語を学ぶのがいいのだと。

ただ、それは必ずしも子供のうちから英語を学ばせる必要があるというわけではなく、言語能力は、大人になってからでも十分に身に付けることが可能だと言っていた。

英語の習得に必要なもの

また以下の記事では、英語の習得は、大人になってからでも可能で、大事なことは、学習するモチベーションだと言っている。

子どもに英語を習わせる親の「致命的な誤解」

これには合意できる。

実際、僕は外資系企業に勤めているけれども、みんな会社で当たり前のように英語を話している。

みんな幼少期から英語教室に通っていただろうか。
みんな帰国子女だろうか。

そんなことはない。

多くの人が僕と同じように入社してから英語力を磨いたんだと思う。(中には当然帰国子女もいるだろうけれども)

つまりは、大人になってからでも英語を身につけられるというのは真実だということだ。

また、僕もそうだったが、うちの会社で英語を話している人の多くが、危機感を感じて英語を勉強したのだと思う。
英語を話せないと仕事にならないから。

そういう状態に追いやられたら、人は、その人のバックグラウンドがどうであれ、能力を習得するものなんだ。

幼少期から英語を習わせるメリット

では、英語学習を小さい頃からやるメリットはないのだろうか?
ネガティブなことだけでなく、きっと小さい頃から英語を学習するメリットはあるはずだ。

それは、発音。
多くの人が、英語でつまずく理由に発音がある。

やはり、日本語と英語は発音方法が大きく異なるため、大人になってから、ネイティブの発音を習得するのは、相当な努力が必要となる。

一方で、幼少期から、英語に触れていれば、きっとネイティブの発音をマスターすることは可能だろう。

ネイティブの発音を習得する必要はない?

ただ、これからのグローバル社会の中で、ネイティブの発音がどれだけ必要となるだろうか。

こちらのブログによると、世界の英語人口は、17.5億人。
そのうちネイティブの人数は、3.9億人だ。
そう、世界の英語人口のうち、ネイティブはたったの22%なのだ。
残りの78%は、我々と同じ、ノンネイティブだという。

僕は、会社でアメリカ人やイギリス人などといったネイティブの人とも話すが、ドイツ人やフランス人、中国人や韓国人、ベトナム人など、ノンネイティブの人とも英語で会話をする。
そんな中で必要となるのは、ネイティブの発音ではなく、英語で伝える「内容」だ。
それは日本語でも同じだけれども、「何を伝えるか」が最も重要なんだ。

だから僕は、子供達の英語力よりも、しっかりとした「伝える内容」を持てる人間に育てたいと思った。

そのために、9歳までの時間は、英語を習わせるより、様々なことに触れさせ、努力や継続による成功体験をたくさんさせてあげたいと思っている。
そうすれば、いざ本人が英語を習得したいと思ったときに、きっとしっかりと習得できるようになると思うから。

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