株主優待

パイロットコーポレーション(7846)の株主優待と配当はオススメか?

今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。

今回はパイロットコーポレーション(7846)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。

パイロットコーポレーション(7846)
何がもらえる? 自社商品
いつ買えばいい? 2024年12月27日
(年1回)
いくら買えばいい? 約43万円
(100株)
配当金は? 10,600円
(100株)
優待と配当の合計利回り 2.86%

パイロットコーポレーション(7846)の株主優待の内容

まずは、パイロットコーポレーション(7846)の株主優待の内容です。

パイロットコーポレーション(7846)の株主優待は、パイロット商品です。

具体的には、①実用筆記用具セット(1,700円相当)、②中価格帯筆記具 + 実用筆記具セット(3,000円相当)、③株主限定仕様の高級筆記具(10,000円相当)がもらえます。

保有株数が100株以上の場合、1,700円相当。
500株以上の場合、3,000円相当。
1,000株以上の場合、10,000円相当がもらえます。

詳しい優待の内容についてはこちらをご覧下さい。

なお、株を5年以上継続して保有している株主には、さらに特別な優待がもらえます。

年に1回、12月末日時点の株主に配布されます。

筆記用具は日頃からよく使う物なので、優待としてもらえるのは嬉しいですね。

パイロットコーポレーション(7846)とはどんな会社?

パイロットコーポレーションは、筆記具や手帳などのステーショナリー事業を主軸に、「メルちゃん」シリーズで知られる幼児玩具を製造・販売を行っている企業です。

元々、1918年に東京高等商船学校教授の並木良輔が、株式会社並木製作所を設立して創業したのが始まりでした。
1938年にパイロット萬年筆株式会社に、1989年に株式会社パイロットに商号を変更しています。

2002年1月には、株式会社パイロット、パイロットインキ株式会社、パイロットプレシジョン株式会社のグループ3社が共同株式移転を行い、持株会社の株式会社パイロットグループホールディングス(現在の法人)を設立して、純粋持株会社制に移行しました。

2003年に、株式会社パイロットグループホールディングスが株式会社パイロットを吸収合併したうえで、株式会社パイロットコーポレーションに商号変更し、事業持株会社に移行。
2008年には、株式会社パイロットコーポレーションがパイロットプレシジョン株式会社を吸収合併しています。

シャープペンシルやボールペンはドクターグリップがヒット商品となりました。
また、「消せるボールペン」フリクションボールは、2014年にはシリーズ累計10億本を突破するヒット商品となっています。

東証プライム。
2002年設立。

従業員数(連結)は2,609人。

(参考:ウィキペディア)

パイロットコーポレーション(7846)の株主優待はいくらでもらえる?

現在のパイロットコーポレーション(7846)の株価は、4,320円(2024年6月時点)です。
100株だと「約43万円」で購入できます。

ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引についてはこちら

約43万円の投資で年間1,700円相当の優待がもらえるので、優待利回りは0.40%です。

うーん、少ないですね。

具体的に権利日はいつ?

株主優待の基準日は、12月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。

実際の権利日は、2024年12月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。

クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、12月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の12月30日に現渡決済すればOK。

一目でわかる株主優待カレンダーはこちら

パイロットコーポレーション(7846)の配当は?

次に、配当目的の投資として考えた場合のパイロットコーポレーション(7846)は魅力的かを見ていきましょう。

パイロットコーポレーション(7846)の配当利回りは2.47%です。

100株、約43万円投資したら年間10,600円
500株、約215万円投資したら年間53,000円がもらえます。

配当は悪くないですね。

配当の基準日は?

パイロットコーポレーション(7846)の配当の基準日は6月末日と12月末日です。

実際の権利確定日は、2024年6月26日と2024年12月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。

最後にパイロットコーポレーション(7846)の株主優待と配当をまとめてみると

優待と配当合わせて利回りは2.86%です。

うーん、ちょっと物足りないですね。

優待としては魅力的でしたが、この利回りの低さは少し残念です。
最近は、以前よりも株価が下がってきましたが、それでもお得感はそこまでありませんでした。
これだったらもっと利回りの良い銘柄に投資をして、その配当などでパイロット製品を買った方がよっぽど良いですね。

次に行きましょう。

パイロットコーポレーション IR情報