今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。
今回はクラレ(3405)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。
クラレ(3405) | |
何がもらえる? | オリジナルカタログギフト |
いつ買えばいい? | 2024年12月27日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約187万円 (1,000株) |
配当金は? | 5,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.83% |
クラレ(3405)の株主優待の内容
まずは、クラレ(3405)の株主優待の内容です。
クラレ(3405)の株主優待は、オリジナルカタログギフトです。
保有株数が1,000株以上で保有期間が3年未満の場合、3,000円相当。
1,000株以上で保有期間が3年以上の場合、10,000円相当がもらえます。
年に1回、12月末日時点の株主に配布されます。
なお、優待の発送は3月下旬のようです。
クラレ(3405)とはどんな会社?
クラレは、化学、繊維をはじめとする日本の化学企業グループです。
近代日本を代表する実業家の一人でもある大原孫三郎により、1926年にレーヨンの国産化を目的として設立されたのが始まりでした。
同社の代表的製品でもあり、ランドセルで有名な人工皮革「クラリーノ」や、機能性樹脂「エバール」「クラレポバール」、高機能エラストマー「セプトン」「ハイブラー」、合成繊維「ビニロン」「ベクトラン」、乾式不織布「クラフレックス」など代表的製品も数多く存在しています。
なお、「マジックテープ」(一般名:面ファスナー)はクラレの登録商標です。
倉敷紡績(クラボウ)の経営多角化を目的に大原一族が創業しましたが、現在はクラボウとの関係は営業面のみに関するものであり、人的関係や資本関係は一切ありません。
海外売上比率が高く、2016年度は63%となっています。
総合職の内定競争倍率が高いことでも有名で、2014年度の内定競争倍率は250倍となったそうです。
全体で18位とかなりの高水準であり、非常に狭き門となっているといいます。
日経225銘柄を構成する1社です。東証プライム。
1926年設立。従業員数は4,181人。
(参考:ウィキペディア)
クラレ(3405)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のクラレ(3405)の株価は、1,869円(2024年7月時点)です。
1,000株だと「約187万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引についてはこちら
約187万円の投資で年間3,000円分の株主優待がもらえるので、優待利回りは0.16%です。
うーん、かなり少ないですね。
そもそも株主優待をもらうために180万円以上もの投資が必要というのは、あまりにも高すぎます。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、12月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2024年12月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、12月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の12月30日に現渡決済すればOK。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
クラレ(3405)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のクラレ(3405)は魅力的かを見ていきましょう。
クラレ(3405)の配当利回りは2.67%です。
100株、約19万円投資したら年間5,000円。
1,000株、約187万円投資したら年間50,000円がもらえます。
配当は悪くないですね。
配当の基準日は?
クラレ(3405)の配当の基準日は6月末日と12月末日です。
実際の権利確定日は2024年12月27日と2025年6月26日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。
最後にクラレ(3405)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.83%です。
なかなか良いですね。
ただ、3,000円分の優待をもらうために180万円以上の投資が必要というのはあまりにも高すぎます。
優待はまだ2017年から設定されたばかりなので、今後内容が改善されることを期待したいところです。
気になる方はチェックしてみて下さい。