今日はフジ(8278)の株主優待と配当について紹介する。
フジ(8278) | |
何がもらえる? | 優待券など |
いつ買えばいい? | 2023年2月24日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約18万円 (100株) |
配当金は? | 3,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 5.00% |
フジ(8278)の株主優待の内容
まずは、フジ(8278)の株主優待の内容だ。
フジ(8278)の株主優待は、①優待券、②フジネットショップポイント、③地域特産品の中から好きなものが選べる。
①優待割引券は、お支払金額1,000円以上につき、1,000円ごとに100円券1枚を利用できる。
実質10%割引券だね。
②フジネットショップポイントは、フジが運営するネットショップで利用できるポイントが付与される。
③地域特産品は、地元のおいしい特産品だ。
保有株数が100株以上300株未満の場合、
①6,000円分 or ②3,000円分 or ③3,000円相当。
300株以上400株未満の場合、
①8,000円分 or ②3,000円分 or ③3,000円相当。
400株以上500株未満の場合、
①10,000円分 or ②3,000円分 or ③3,000円相当。
500株以上1,000株未満の場合、
①12,000円分 or ②3,000円分 or ③3,000円相当。
1,000株以上500株未満の場合、
①20,000円分 or ②10,000円分 or ③10,000円相当。
2,000株以上3,000株未満の場合、
①40,000円分 or ②10,000円分 or ③10,000円相当。
3,000株以上4,000株未満の場合、
①60,000円分 or ②10,000円分 or ③10,000円相当。
4,000株以上5,000株未満の場合、
①80,000円分 or ②10,000円分 or ③10,000円相当。
5,000株以上の場合、
①100,000円分 or ②10,000円分 or ③10,000円相当がもらえる。
年に1回、2月末日時点の株主に発行される。
なお、優待の発送は、5月下旬だ。
フジ(8278)とはどんな会社?
株式会社フジ(英: Fuji Company, Limited)は、愛媛県をはじめとする四国4県および広島県・山口県に店舗を展開するショッピングセンターチェーンである。
愛媛県松山市に本社を置く。
東証一部上場(証券コード8278)。1967年(昭和42年)9月12日、広島市に本拠を置く、繊維卸売業の十和(後のアスティ、法人格はヨンドシーホールディングス〈4℃HD〉)の小売り部門として、全額出資で愛媛県松山市湊町に設立した(フジ1号店、宇和島店の開店は同年10月6日)。
広島市の会社が、あえて愛媛県に出店した理由は、親会社の十和が広島を中心にして中国地方に約2,000店の取引先があり、中国地方で小売業を行った場合に不安と不信を与える可能性があったこと。また、十和の商圏外で比較的輸送に有利な場所として、あえて愛媛県への出店になった。
フジの中国地方への本格進出は1980年代以降で、その方針は1978年(昭和53年)に決定したが、大手スーパーの進出で経営不振になっていた福山のスーパー『くらや』の支援として、フジ・十和・くらや共同出資で『ニューくらや』を設立し運営するなど、親会社の問屋と小売業に進出しようとする微妙な立場での中国地方での営業も行っている。
2018年(平成30年)10月12日に、イオン株式会社と資本・業務提携を締結。
その後、2019年(平成31年)1月16日にイオン株式会社が株主からの譲受により当社株式の一部を取得した後、同年2月28日には株式会社アスティが保有する当社株式の一部がイオン株式会社へ譲渡。
同年(令和元年)5月23日にはフジがイオングループのマックスバリュ西日本株式会社の株式の一部をイオンからの買付けにより取得した。
また、2018年11月には当社が筆頭株主として保有していた4℃HDの株式全てを同社へ譲渡したことにより、長年株式会社アスティとの間にあった事実上の株式持ち合いの関係が無くなり、さらには、2019年2月28日の株式譲渡により株式会社アスティに替わってイオン株式会社が当社の筆頭株主となった。
2020年(令和2年)7月現在、複数の店舗ブランド名(後述)で98店舗(愛媛県50店舗(東予12店舗、中予28店舗、南予10店舗)、高知県8店舗、香川県4店舗、徳島県5店舗、広島県21店舗、山口県10店舗)を展開する。
本社所在地は基幹店舗の一つであるフジグラン松山と同一地番で、本部ビルはフジグラン松山と伊予鉄道大手町線を挟んだ反対側にある。
なお、神奈川県、東京都のスーパーマーケットチェーン「フジ」は富士シティオによる運営であり、両者の間に資本関係等は全くない。東証プライム。
1967年設立。従業員数(連結)は3,289人。
売上高は3000億3100万円。
純利益は41億1600万円。
純資産は939億2200万円だ。
(2021年時点)(出処:ウィキペディア)
フジ(8278)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のフジ(8278)の株価は、1,842円(2023年1月時点)だ。
100株だと「約18万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、フジ(8278)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料263円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約18万円の投資で、6,000円相当の株主優待がもらえるわけだから、優待利回りは3.33%だ。
悪くないね。
特に普段からフジ系列のスーパーを利用されている方にとっては嬉しい株主優待なのではないだろうか。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、2月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年2月24日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、2月24日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の2月25日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
フジ(8278)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のフジ(8278)は魅力的かを見ていこう。
フジ(8278)の配当利回りは、1.67%だ。
100株分、約18万円投資したら→年間3,000円。
500株分、約90万円投資したら→年間15,000円がもらえる。
配当も少ないね。
配当の基準日は?
フジ(8278)の配当の基準日は2月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年2月24日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後にフジ(8278)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは5.00%だ。
なかなか良いね。
以前の株主優待に対して、年1回になり内容も多少改悪したが、その分株価も下がり、お得度は以前よりも増した。
これなら株主優待と配当目当ての投資もありなのではないだろうか。
気になる方はチェックしてみてほしい。