今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は象印マホービン(7965)の株主優待と配当について分析していく。
象印マホービン(7965) | |
何がもらえる? | 自社商品割引券 |
いつ買えばいい? | 2023年11月16日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約16万円 (100株) |
配当金は? | 3,400円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.75% |
象印マホービン(7965)の株主優待の内容
まずは、象印マホービン(7965)の株主優待の内容だ。
象印マホービン(7965)の株主優待は、象印商品の特別割引価格での購入権だ。
保有株数が100株以上500株未満の場合、1,000円割引。
500株以上1,000株未満の場合、2,000円割引。
1,000株以上の場合、4,000円割引で商品を購入できる。
年に1回、11月20日の株主に配布される。
優待販売の案内に記載される商品(10商品程度)が割引対象となるようだ。
前回の株主優待では、小容量圧力IH炊飯ジャーやオーブントースター、衣類乾燥除湿機などが対象となったようだ。
象印商品で欲しいものがある場合は嬉しいと思う。
ただ、割引対象商品が特定されてしまうので、優待の使い勝手としてはあまり良くないね。
象印マホービン(7965)とはどんな会社?
象印マホービンは、大阪に本社を置く、魔法瓶やホットプレート、炊飯器などの製造を行なっている会社だ。
元々、1918年に市川金三郎・市川銀三郎兄弟が大阪で魔法瓶の製造をおこなう「市川兄弟商会」を創業したのが始まりだった。
1961年に商号を現在の「象印マホービン株式会社」に変更している。
なお、商号の「象印」は同じく大阪府に本社を置くタイガー魔法瓶への対抗意識を表したと言われている。東証プライム。
1948年設立。従業員数(連結)は1,322人。
売上高は749億4700万円。
純利益は39億9700万円。
純資産は729億1700万円だ。
(2020年時点)(出処:ウィキペディア)
象印マホービン(7965)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の象印マホービン(7965)の株価は、1,642円(2023年2月時点)だ。
100株だと「約16万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、象印マホービン(7965)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料263円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約16万円の投資で優待が1,000円分だから、優待利回りは0.63%だ。
うーん、少し物足りないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、11月20日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年11月16日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、11月16日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の11月17日の夜に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
象印マホービン(7965)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の象印マホービン(7965)は魅力的かを見ていこう。
象印マホービン(7965)の場合、配当利回りは2.13%だ。
100株分、約16万円投資したら→年間3,400円。
500株分、約80万円投資したら→年間17,000円がもらえる。
配当も物足りないね。
最後に象印マホービン(7965)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.75%だ。
悪くは無いが、優待の使い勝手が悪いのがマイナスポイントだ。
ただ、象印商品が欲しいと思っている人には良いかもしれないね。
気になる方は是非チェックしてみてほしい。