今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。
今回はリオン(6823)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。
リオン(6823) | |
何がもらえる? | ①ジェフグルメカード ②リオネット補聴器10%割引券 |
いつ買えばいい? | 2024年3月27日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約19万円 (100株) |
配当金は? | 4,500円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.63% |
リオン(6823)の株主優待の内容
まずは、リオン(6823)の株主優待の内容です。
リオン(6823)の株主優待は、①ジェフグルメカード、②リオネット補聴器購入10%割引券です。
保有株数が100株以上の場合、①500円分と②。
500株以上の場合、① 1,500円分と②。
1,000株以上の場合、① 3,000円分と②。
5,000株以上の場合、① 5,000円分と②。
10,000株以上の場合、①10,000円分と②がもらえます。
なお、3年以上株を継続して保有している場合は、もらえるジェフグルメカードの額が+1,000円となります。
年1回、3月末日時点の株主が対象です。
リオン(6823)とはどんな会社?
リオン株式会社(英: RION Co., Ltd.)は、東京都国分寺市に本社を置く電機メーカー。
国内補聴器業界最大手。物理学・音響学の研究を目的とする小林理学研究所の研究成果を製品化するため、1944年に株式会社小林理研製作所として設立。
1960年に社名を現在のリオン株式会社に改める。
社名のリオンとは、理学の「理」と音響の「音」を組み合わせた造語で、理学に基づいた音響とそれに関連した分野への開拓を目指す意味が込められている。
設立当初はマイクロホンやレコードピックアップに用いられる圧電素子「ロッシェル塩」の生産を行っていたが、1948年に日本初の量産型補聴器を発売。
その後、医療用や産業用の計測器を中心に事業を拡大し、現在は医療機器と環境機器、微粒子計測器の3つの事業を展開する。
医療機器事業では、主力製品であるリオネット補聴器のほか、聴力検査に用いられるオージオメータ(聴力検査器)や聴力検査室など、耳鼻咽喉科領域を中心に各種医療機器を生産。
環境機器事業では、環境騒音等を測定する騒音計、設備診断等に用いられる振動計を生産、微粒子計測器事業では、電子デバイス工場等の清浄度管理に使用するパーティクルカウンタ(微粒子計)などの製品を生産している。
主要な製品(補聴器、耳鼻科領域の医用検査機器、騒音計、振動計、微粒子計)は、それぞれニッチな市場ではあるが、すべて国内トップシェア。
企業理念は「リオンは すべての行動を通して 人へ社会へ世界へ貢献する」。東証プライム。
1944年設立。従業員数(連結)は954人。
売上高は226億3,569万円。
総資産は331億5,713万円だ。
(2022年時点)(参考:ウィキペディア)
リオン(6823)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のリオン(6823)の株価は、1,889円(2023年7月時点)です。
100株だと「約19万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、リオン(6823)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料473円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
リオン(6823)の場合、約19万円の投資でもらえる優待は、年間500円相当なので、優待利回りは0.26%です。(補聴器10%割引券は含まず)
ちょっと物足りないですね。
ただ、元々補聴器を購入しようと思われていた方にとっては、10%割引券ももらえるので、利回りはもう少し上がるはずです。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日です。
この基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されます。
実際の権利日は、2024年3月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月28日に現渡決済すればOK。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
リオン(6823)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のリオン(6823)は魅力的かを見ていきましょう。
リオン(6823)の配当利回りは、2.37%です。
100株、約19万円投資したら年間4,500円。
500株、約95万円投資したら年間22,500円がもらえます。
配当も物足りないですね。
配当の基準日は?
リオン(6823)の配当の基準日は3月末日と9月末日です。
実際の権利確定日は、2023年9月27日と2024年3月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。
最後にリオン(6823)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.63%です。
うーん、物足りないですね。
もらえる優待がジェフグルメカードというのは嬉しいのですが、あまりにもその額が少なすぎます。
残念ですが、優待と配当目当てに投資をするような銘柄ではありませんでした。
これから株式投資を始めてみようと思われている方は、是非以下の記事も併せて読んでみて下さい。
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