株式投資ブログ

ガソリンスタンド店員が10億円を貯められた理由

数年前に、アメリカのバーモント州で一生ガソリンスタンドの店員の仕事をして生計を立てていた92歳の男性が他界し、その遺産を調べたら、時価にして9.7億円もの株券が出てきて、全米がビックリしたというニュースがありました。

「そんなマンガみたいは話あるのかよ!」

ということで、今回は、92歳で10億を貯めるにはどうすればいいか、実際に考えてみましょう。

あなたが10億を貯める具体的な方法

例えば、30歳で資産ゼロからどうやったら一生のうちに10億を貯められるか、考えていきます。

まずは、毎月60,000円を投資にあてます。
そして、年間8%で運用します。
(もちろん年間20%を超えるくらい増える年もあるでしょうし、資産が減る年もあるでしょう。)
ちなみに、年利8%というのはS&P(アメリカの全体的な株の平均)の平均利率です。
決して不可能な数字ではありません。
こつこつ毎月60,000円を貯めていくと年間で720,000円の貯金ができます。

次から、この前提でお金を増やしていったときのシミュレーション結果を見てみましょう。

60歳までのシミュレーション

これを30年間続けることで、なんとか資産が8,000万円を超えました。
これだけあれば老後は安泰ではないでしょうか?

でも、10億なんて夢のまた夢みたいです。
ところが、ここからの伸びがすごい

では、92歳までを見て行きましょう。

なんと、92歳できっちり10億円超えました。

これが、加速度をつけて資産が増えていくということです。
投資をするかしないかで10億に達成するかどうかが決まるのです。
これで、人生が劇的に変わります。

もう一つのポイントは”時間”

時間を味方につけるとこれほどまで伸びます。

長生きはするものですね。

80歳までしか生きられなければ4億円止まりです。(それでも十分すごいですが)

実は僕の投資計画もこのような感じです。
時間を味方につけてバイ・アンド・ホールドで少しずつ資産を増やしていく。
やるかやらないかは自分自身です。

とにかく、今回のシミュレーションで、過去のS&Pと同等、もしくはそれ以上のパフォーマンスを出せれば、一生のうちに保有資産は10億円を超えるということが分かったはずです。

つまり、このガソリンスタンド店員の話は、作り話なんかではなく、歴とした実話なのです。

世界経済が成長し続ける限り投資をするべき

今後の世界はどうなっていくと思いますか?

世界人口は増え続け、資本主義は今後も拡大を続けていくと考えているのであれば投資はチャンスです。
先進国では高齢化が進んでいますが、世界レベルでみるとまだまだ人口増加は止まりません。
ここにさらなる需要の種があるのだと考えます。

ということで、今後も積極的に株式投資を続けていきたいと思います。
いわゆる人生を賭けた実験のようなものですね。
無理せずゆっくり行っていきます。
1年で資産を2倍という必要はないんです。
そんなことをしなくても10億円は不可能ではないのです。
そう考えるとラクになりますよね。

10億を使いきらなかったガソリンスタンド店員は不幸な人生だったのか

最後に、この10億円を貯めて亡くなったガソリンスタンド店員について、「金貯めて貧乏なくらしをして死んで不幸な人生だった」という批判コメントが数多くあったようですが、僕はそうは思いません。

お金を持っていても質素な生活を続ける人はたくさんいます。
尊敬するウォーレン・バフェットもそうです。
ウォーレン・バフェットはいまだにオマハの一軒家で質素な生活をしています。

やはり人生の充実を測るのはお金ではなく別のものです。
しかし一方で我々は日々給料を得るために人生の大部分を費やしています。
充実した人生とはなんなのか?
考えさせられる話ですね。

ちなみに、僕は、株式投資をするならSBI証券をおすすめしています。
これから株を始めてみようと思う方は是非↓のリンクから口座開設してみて下さい。