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ラッキーな出来事はラッキーを求める人にしか訪れない

最近は、いつでも心の中で「ラッキー、ラッキー」とつぶやくようにしている。
これだけ聞くと、頭がおかしくなったのか?と思う人もいるだろうが、これも一応脳科学にのっとった、人生をよりよくするための方法だ。

ある本によると、人には”意識したもの”を見つける能力が備わっているという。
だから、日頃から「ラッキー」と思っていれば、一見アンラッキーそうな経験からも、「ラッキー」を見出すことができるんだ。

アンラッキーな出来事の中のラッキー

実は最近、持っているiPhoneの調子が悪かった。
充電器に挿していても、接触が悪いのか、気がつくと充電ができていないのだ。
だから、一晩中充電していたはずなのに、朝iPhoneを見るとバッテリー残量がわずかということがよくあった。

一回バッテリーが切れて電源が落ちると最悪で、画面が真っ暗だから、充電できているのかどうかがわからない。

実は昨日、出張先のホテルでそれが起きた。
仕事を終えてホテルの部屋に着くと、iPhoneの電源が落ちていた。
しばらく充電器に挿していたんだけれども、全然復活する気配がない。
やっぱり充電できていないのかなぁ。
出張の日に限ってなんなんだよ。
と少しイライラしたんだけれども、いつも通り「ラッキー、ラッキー」と心の中でつぶやいてみた。

すると、不思議なもので、イライラはおさまり、むしろ「こんな不具合が起きるのはどうしてなんだろう。」と考え始めていた。

確かに、このiPhoneは使ってもう3年も経つんだけれども、それにしたって壊れるには早い気がする。
そういえば、昔ファミコンのソフトが壊れた時、基盤部分に息を吹きかけてホコリを取ってやると、復活したりしたなぁ。

ん!?
もしかしたら、このiPhoneも充電器に挿す部分にホコリが詰まっているのかも。
そう思って、部屋のアメニティのクシを使って、穴をほじくってみてみると、出るわ出るわ。
大量のホコリが。

そりゃ、接触が悪くなってなかなか充電できないわけだ。

ホコリを取って、充電してみると普通に充電ができるようになった。

ここ半年間くらい、このiPhone充電できない問題に悩まされていたが、思わぬことから解決した。
出張先でiPhoneの電源が入らなくなるという一見アンハッピーな出来事が、「ラッキー」と心の中でつぶやくことで、ラッキーな出来事に変わったのだ。
やっぱり全てのことが気持ち次第なんだなと改めて感じた出来事だった。

ちなみに、本田宗一郎はかつて、採用面接で「君は自分が運が良いと思うか?」という質問をして、「運が良いと思います。」と即答した人間を採用したと言う。

そういった人の方が、ストレス耐性や課題解決力が高いからだそうだ。
今ならそれが理解できる。

とにかく、一回きりの人生なんだから、ストレスとどう立ち向かうかを考えながら生きないと勿体無い。
そのためにも、「ラッキー」と心の中でつぶやくことがまずは第一歩かなと思っている。

「ホコリが原因で充電できないということくらいすぐに気づけよ」という指摘は受け付けないので、悪しからず。