今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回はロート製薬(4527)の株主優待と配当について分析していく。
ロート製薬(4527) | |
何がもらえる? | ①通販製品割引 ②自社商品 ③ココロートパークポイント |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約26万円 (100株) |
配当金は? | 2,200円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.04% |
ロート製薬(4527)の株主優待の内容
まずは、ロート製薬(4527)の株主優待の内容だ。
ロート製薬(4527)の株主優待は、①通販製品割引と②ロート製薬製品詰め合わせと③ロート製薬製品と交換できるポイント(ココロートパークポイント)だ。
保有株数が100株以上500株未満の場合、
①と③500円相当。(3年以上保有の場合、②3,000円相当が追加)
500株以上1,000株未満の場合、
①と②3,000円相当(3年以上保有の場合8000円相当)と③500円相当。
1,000株以上の場合、
①と②10,000円相当(3年以上保有の場合15,000円相当)と③500円相当がもらえる。
株主優待の配布は、年に1回、3月末日の株主が対象だ。
株主になると全員が「ロート製薬の通販で30〜35%ほど割引となる権利」と「ロート製薬商品と交換できるポイント500円分」がもらえるのは嬉しいが、ロート製薬製品がもらえるのは残念ながら500株以上保有か、株の保有期間が3年以上、いずれかの株主のみのようだ。
正直言って、少し物足りないね。
ロート製薬(4527)とはどんな会社?
ロート製薬は、大阪府に本社を置く製薬会社だ。
元々、1899年に創業者の山田安民が大阪市南区で「信天堂山田安民薬房」を創業したのが始まりだった。
1931年に現在では一般的となっている、薬瓶とスポイトが一体となったタイプの「ロート目薬」を発売し、一気に人気商品となった。
1949年に商号を現在の「ロート製薬株式会社」に変更している。主な商品には、ロートCキューブ、アルガード、パンシロンなどがある。
東証プライム。
1949年設立。従業員数(連結)は6,619人。
売上高は1,883億2,700万円。
純利益は154億1,000万円。
純資産は1,400億3,200万円だ。
(2020年時点)(参考:ウィキペディア)
ロート製薬(4527)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のロート製薬(4527)の株価は2,604円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約26万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、ロート製薬(4527)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約26万円の投資で、株主優待として500円分のポイントがもらえるので、優待利回りは0.19%だ。
かなり少ないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
ロート製薬(4527)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のロート製薬(4527)は魅力的かを見ていこう。
ロート製薬(4527)の配当利回りは0.85%だ。
100株分、約26万円投資したら→年間2,200円。
500株分、約130万円投資したら→年間11,000円がもらえる。
残念ながら配当もかなり少ない。
最後にロート製薬(4527)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.04%だ。
かなり少ないね。
正直、株主優待や配当目当てに投資するような銘柄ではなさそうだ。
残念だが、次に行こう。