今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は中村屋(2204)の株主優待と配当について分析していく。
中村屋(2204) | |
何がもらえる? | ①中村屋商品詰合せ or ②15%割引券(20枚1セット) or ③社会貢献団体への寄付 |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約32万円 (100株) |
配当金は? | 5,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.19% |
中村屋(2204)の株主優待の内容
まずは、中村屋(2204)の株主優待の内容だ。
中村屋(2204)の株主優待は以下の中から好きなものが選べる。
①中村屋商品詰め合わせ(ゼリーやあんみつなど)
②15%割引券(20枚1セット)
③社会貢献団体への寄付
保有株数が100株以上300株未満の場合、①2,000円相当、②1冊、③2,000円分。
300株以上500株未満の場合、①3,000円相当、②2冊、③3,000円分。
500株以上の場合、①5,000円相当、②2冊+3,000円相当の中村屋商品、③4,000円分+15%割引券1冊がもらえる。
この優待は年に1回、3月末日時点の株主に配布される。
なお、②の割引券が使える店舗はこちらから確認してもらいたい。
中村屋(2204)とはどんな会社?
中村屋は、東京都新宿区に本社を置く、老舗の食品メーカーだ。
一般には老舗の「新宿中村屋」で知られている。
和菓子・洋菓子の他、菓子パン、中華まん、レトルト・缶詰のカレー等を製造販売している他、いわゆるデパ地下やショッピングセンター等に菓子の名店として出店(直営店160店)、レストラン(直営店20店)を営業している。
また、関東で販売される中華まんのシェアトップを占めており、コンビニエンスストア向け業務用食品にも商品を持つ。
その他事業として、旧・笹塚工場跡地に地上18階建ての「笹塚NAビル」を所有し、賃貸事業・スポーツクラブ事業をおこなっている。
売上比率は菓子事業64%、食品事業20%、レストラン事業13%、賃貸事業1%。
また、クリームパンを日本で初めて販売しており、カレーパンと共に有名だ。東証プライム。
1923年設立。従業員数は736人。
売上高は319億5039万5000円。
純利益は△2億7341万8000円。
純資産は260億1717万4000円だ。
(2021年時点)(参考:ウィキペディア)
中村屋(2204)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の中村屋(2204)の株価は、3,150円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約32万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、中村屋(2204)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約32万円の投資で2,000円相当の優待がもらえるので、優待利回りは0.63%だ。
かなり少ないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
中村屋(2204)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の中村屋(2204)は魅力的かを見ていこう。
中村屋(2204)の配当利回りは1.56%だ。
100株分、約32万円投資したら→年間5,000円。
500株分、約160万円投資したら→年間25,000円がもらえる。
配当もちょっと物足りないね。
配当の基準日は?
中村屋(2204)の配当の基準日は3月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年3月29日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に中村屋(2204)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.19%だ。
うーん、ちょっと物足りないね。
ただ、中村屋の商品が好きな方には、毎年中村屋商品が届くので嬉しいかもしれない。
家族にも喜ばれそうだね。
気になった方は、是非チェックしてみてほしい。