今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回はキリンホールディングス(2503)の株主優待と配当について分析していく。
キリンホールディングス(2503) | |
何がもらえる? | 自社商品1,000円相当 (100株) |
いつ買えばいい? | 2022年12月28日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約23万円 (100株) |
配当金は? | 6,500円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 3.26% |
キリンホールディングス(2503)の株主優待の内容
まずは、キリンホールディングス(2503)の株主優待の内容だ。
キリンホールディングス(2503)の株主優待は、以下の中から好きなものを選んで、もらうことができる。
①キリンビールギフト
②キリンビバレッジ商品詰め合わせ
③メルシャンワイン詰め合わせ(1,000株以上保有の株主のみ)
④iMUSE eye KW乳酸菌
⑤キリンシティ食事券
⑥サッカー日本代表応援グッズ
⑦「キリン飲酒運転根絶募金」への寄付
⑧キリンホームタップのクーポン券3,190円相当(1,000株以上保有の株主のみ)
保有株数が100株以上1,000株未満の場合、1,000円相当。
1,000株以上の場合、3,000円相当がもらえる。
年に1回、12月末日の株主に配布される。
ビールの優待の他に飲料水の優待も選ぶことができる。
アルコールが飲めない方にとっても嬉しい優待だね。
昨年までは、サッカー日本代表応援グッズがもらえたのだが、今年度は廃止されてしまったようだ。(出処:ホタテの目株ブログ)
その代わりに、今年度からは新たにキリンホームタップのクーポン券(3,190円相当)が追加された。
サッカー好きの方にはちょっと残念な変更だね。
キリンホールディングス(2503)とはどんな会社?
キリンホールディングス株式会社は、東京都中野区に本社を置く、飲料水メーカーだ。
元々、1870年にノルウェー系アメリカ人のウィリアム・コープランドが横浜居留地・山手123番に設立した、企業「スプリング・バレー・ブルワリー」が始まりだった。
この「スプリング・バレー・ブルワリー」は、日本で初めて大衆向けにビールを醸造・販売したことで知られている。1907年に三菱財閥と明治屋の出資により、「ジャパン・ブルワリー」(スプリング・バレー・ブルワリーを起源とする会社)を買収する形で「麒麟麦酒株式会社」を設立。
その後、2007年に「麒麟麦酒株式会社」をキリンホールディングスに商号変更し、純粋持ち株会社に移行した。現在は、飲料水メーカー5位となっている。
なお、サッカー日本代表のオフィシャルスポンサーとなっており、1985年から毎年サッカー国際親善大会「キリンカップ」を協賛している。
東証プライム。
1907年創業。従業員数は30,464人。
売上高は1兆9305億2200万円。
純利益は1952億1100万円。
純資産は2兆3036億2400万円だ。
(2018年時点)(参考:ウィキペディア)
キリンホールディングス(2503)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のキリンホールディングス(2503)の株価は、2,251円(2022年10月時点)だ。
100株だと「約23万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、キリンホールディングス(2503)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約23万円の投資で優待が1,000円相当だから、優待利回りは0.43%だ。
少なすぎる。
優待目当てで投資をするような銘柄ではないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、12月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2022年12月28日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、12月28日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の12月29日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
キリンホールディングス(2503)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のキリンホールディングス(2503)は魅力的かを見ていこう。
キリンホールディングス(2503)の場合、配当利回りは2.83%だ。
100株分、約23万円投資したら→年間6,500円。
500株分、約115万円投資したら→年間32,500円がもらえる。
配当もちょっと物足りないね。
最後にキリンホールディングス(2503)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは3.26%だ。
うーん、株主優待の内容は少し物足りないが、配当利回りが3%を超えている。
これなら、株主優待と配当目当ての投資もありなのではないだろうか。
ただ、最近は以前よりもだいぶ株価が上がってきてしまって、お得感がなくなってしまった。
できれば、もう少し株価が下がってきたタイミングで購入を検討したいところだ。
気になる方はチェックしてみてほしい。
他のビール会社と比較してどこが一番お得かは以下の記事でチェックしてほしい。