今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は商船三井(9104)の株主優待と配当について分析していく。
商船三井(9104) | |
何がもらえる? | にっぽん丸クルーズ優待券 (10%割引券) |
いつ買えばいい? | 2022年9月28日 2023年3月29日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約33万円 (100株) |
配当金は? | 35,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 16.9% |
商船三井(9104)の株主優待の内容
まずは、商船三井(9104)の株主優待の内容だ。
商船三井(9104)の株主優待は、にっぽん丸クルーズ優待券(10%割引券)だ。
この優待券は、1枚で1名1クルーズの旅行代金が正規料金から10%割引となる。(30日以上のクルーズは3%割引)
なお、優待券2枚だと20%割引となる。
保有株数が100株以上1,500株未満の場合、2枚。
1,500株以上3,000株未満の場合、4枚。
3,000株以上の場合6枚がもらえる。
優待は、年に2回、3月末日と9月末日時点の株主に配布される。
例えば、「飛んでクルーズ沖縄 Aコース
~宮古島・西表島~」というにっぽん丸のクルージングツアーの場合、料金が103,000円からなので、優待券2枚で20,600円得することになる。
沖縄のクルーズいいよね。
僕も行きたい。
優待券で20%割引になるのは、かなりお得な感じがするね。
商船三井(9104)とはどんな会社?
商船三井は、東京都港区虎ノ門に本店を置く、日本の大手海運会社だ。
日本郵船・川崎汽船と並ぶ日本の三大海運会社の1社で、連結純利益、連結売上高および時価総額で国内2位。
LNG輸送分野に強みを持つ。
1964年に三井船舶と大阪商船が合併、「大阪商船三井船舶」(略称・商船三井)が誕生した。
1999年、生田正治社長時代にナビックスラインと合併し「商船三井」を正式社名としている。
現在は三井グループと三和グループに属す。
またコンテナ定期船事業で、ネプチューンオリエントラインズ、現代商船、と共にザ・ニュー・ワールド・アライアンスを形成している。東証プライム。
1942年設立。従業員数(連結)は8,571人。
売上高は9914億2600万円。
純利益は900億5200万円。
純資産は6991億5000万円だ。
(2021年時点)(参考:ウィキペディア)
商船三井(9104)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の商船三井(9104)の株価は、3,300円(2022年5月時点)だ。
100株だと「約33万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、商船三井(9104)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約33万円の投資で年間約20,600円得するので、優待利回りは6.24%だ。(「飛んでクルーズ沖縄 Aコース ~宮古島・西表島~」に優待券を利用した場合)
なかなか良いね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日と9月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2022年9月28日と2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、9月28日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月29日に現渡決済すればOKだ。
3月は3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
商船三井(9104)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の商船三井(9104)は魅力的かを見ていこう。
商船三井(9104)の配当利回りは10.6%だ。
100株分、約33万円投資したら→年間35,000円。
500株分、約165万円投資したら→年間105,000円がもらえる。
配当はなかなか良いね。
配当の基準日は?
商船三井(9104)の配当の基準日は3月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年3月29日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に商船三井(9104)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは16.9%だ。
なかなか良いね。
株価が高いので、優待をもらうための必要投資額が高いのがちょっと気になるが、配当はかなり良いので、これなら優待と配当目当ての投資もありだと思う。
にっぽん丸のクルージング旅行を計画されている方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。