今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回はヤクルト本社(2267)の株主優待と配当について分析していく。
ヤクルト本社(2267) | |
何がもらえる? | ヤクルト商品詰め合わせと プロ野球観戦チケット |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 2023年9月27日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約91万円 (100株) |
配当金は? | 9,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.38% |
ヤクルト本社(2267)の株主優待の内容
まずは、ヤクルト本社(2267)の株主優待の内容だ。
ヤクルト本社(2267)の株主優待は、ヤクルト商品詰め合わせとヤクルトスワローズファンクラブ無料入会権だ。
年に2回、3月末日と9月末日の株主に配布される。
3月末日の株主は、保有株数が100株以上1,000株未満の場合、ヤクルト商品詰め合わせ1,000円相当。
1,000株以上の場合、ヤクルト商品詰め合わせ3,000円相当がもらえる。
※3年以上保有している場合は、100株以上の場合「<医薬部外品>ポッシュママ 薬用スキンクリーム」、1,000株以上の場合「リベシィ ローション」が追加でもらえる。
また、9月末日の株主は、無料でヤクルトスワローズのファンクラブに入会できる特典がもらえる。
保有株数が、100株以上1,000未満の場合、スワローズクルー「ライト会員」への入会権。
1,000株以上の場合、スワローズクルー「レギュラー会員」への入会権がもらえる。
それぞれの特典内容については、こちらをご覧頂きたい。
ヤクルトスワローズファンには嬉しい優待だね。
ヤクルト本社(2267)とはどんな会社?
ヤクルト本社は、飲料・食品・化粧品メーカーだ。
プロ野球チーム「東京ヤクルトスワローズ」の親会社としても有名だ。元々、1930年に 代田稔が乳酸菌「ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株」の強化、培養に成功し、それを商品化したことが始まりだった。
1955年に株式会社ヤクルト本社を設立し本格的にヤクルトの製造販売を開始した。主な商品には、ヤクルトの他に、ジョア、ミルミル、レモリアなどがある。
東証プライム。
1955年設立。従業員数(連結)は27,279人。
売上高は4070億17百万円。
総資産は6185億36百万円だ。
(2019年時点)(参考:ウィキペディア)
ヤクルト本社(2267)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のヤクルト本社(2267)の株価は、9,090円(2023年2月時点)だ。
100株だと「約91万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、ヤクルト本社(2267)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料920円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
ヤクルトスワローズのライト会員になるためには年間費が2,600円必要になる。
それが100株投資をするとタダになるので、3月の優待と合わせて、年間3,600円相当の優待がもらえることになる。
約91万円の投資で優待が年間3,600円相当だから、優待利回りは0.40%だ。
うーん、少し物足りないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日と9月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年3月29日と2023年9月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。
9月は、9月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月28日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
ヤクルト本社(2267)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のヤクルト本社(2267)は魅力的かを見ていこう。
ヤクルト本社(2267)の場合、配当利回りは0.99%だ。
100株分、約91万円投資したら→年間9,000円。
500株分、約455万円投資したら→年間45,000円がもらえる。
配当も少ないね。
最後にヤクルト本社(2267)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.38%だ。
少ないね。
ヤクルトスワローズのファンでヤクルトを応援したいという方には良いかもしれないが、利回りだけで見ると、もっと配当の良い株を買って、その配当金でヤクルトスワローズの応援に行った方が良さそうだ。
次に行こう。