今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。
今回は日清食品ホールディングス(2897)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。
日清食品ホールディングス(2897) | |
何がもらえる? | 日清食品商品詰合せ |
いつ買えばいい? | 2024年3月27日 2024年9月26日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約134万円 (100株) |
配当金は? | 16,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.42% |
日清食品ホールディングス(2897)の株主優待の内容
まずは、日清食品ホールディングス(2897)の株主優待の内容です。
日清食品ホールディングス(2897)の株主優待は、日清食品商品詰合せです。
保有株数が100株以上の場合、3,000円相当。
年に1回、3月末日時点の株主に配布されます。
※従来1,500円相当を年に2回配布でしたが、2018年度から年に1回に変更されました。
300株以上の場合、3,500円相当の商品と1,500円相当のひよこちゃんグッズ。
年に2回、3月と9月末日時点の株主に配布されます。
1,000株以上の場合、4,500円相当の商品と1,500円相当のひよこちゃんグッズ。
年に2回、3月と9月末日時点の株主に配布されます。
3,000株以上の場合、5,500円相当の商品と1,500円相当のひよこちゃんグッズ。
年に2回、3月と9月末日時点の株主に配布されます。
なお、優待の配布は7月と12月のようです。
家族にも喜ばれる優待ですね。
日清食品ホールディングス(2897)とはどんな会社?
日清食品ホールディングスは、インスタントラーメンを中心とした食品加工メーカーだ。
元々、創業者 安藤百福が1948年に大阪府泉大津市に「中交総社」を設立したのが始まりだった。
1958年に「チキンラーメン」を発売する。
この年に、商号を「日清食品」に変更した。その後、「カップヌードル」など様々なヒット商品を発売し、現在はインスタントラーメン業界では売上高1位となっている。
主な商品には、「チキンラーメン」「カップヌードル」「どん兵衛」「出前一丁」がある。
東証プライム。
1948年設立。従業員数(連結)は14,490人。
売上高は5061億07百万円。
純利益は408億28百万円。
総資産は6635億30百万円だ。
(2021年時点)(参考:ウィキペディア)
日清食品ホールディングス(2897)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の日清食品ホールディングス(2897)の株価は、13,360円(2023年11月時点)です。
100株だと「約134万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、日清食品ホールディングス(2897)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料1,025円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約134万円の投資でもらえる優待が年間3,000円相当なので、優待利回りは0.22%です。
うーん、少ないですね。
130万円以上もの投資をするのですから、もう少し多くの優待が欲しいところです。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日と9月末日です。(100株保有の場合は3月のみ)
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2024年3月27日と2024年9月26日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月28日に現渡決済すればOK。
9月は、9月26日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月27日に現渡決済すればOK。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
日清食品ホールディングス(2897)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の日清食品ホールディングス(2897)は魅力的かを見ていきましょう。
日清食品ホールディングス(2897)の場合、配当利回りは1.19%です。
100株、約134万円投資したら年間16,000円。
500株、約670万円投資したら年間80,000円がもらえます。
悪くはないですが、配当も少し物足りないですね。
最後に日清食品ホールディングス(2897)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.42%です。
利回りも低いですね。
そもそも、株主優待をもらうために必要な投資額が130万円以上というのは高すぎます。
これでは、株価の変動が気になって、株主優待どころではなくなってしまいますよね。
優待の内容は良いので残念でしたが、株主優待や配当目当てで投資するべき銘柄ではないですね。