今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は日清食品ホールディングス(2897)の株主優待と配当について分析していく。
日清食品ホールディングス(2897) | |
何がもらえる? | 日清食品商品詰合せ |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 2023年9月27日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約113万円 (100株) |
配当金は? | 14,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.50% |
日清食品ホールディングス(2897)の株主優待の内容
まずは、日清食品ホールディングス(2897)の株主優待の内容だ。
日清食品ホールディングス(2897)の株主優待は、日清食品商品詰合せだ。

100株以上保有の場合
保有株数が100株以上300株未満の場合、3,000円相当。
年に1回、3月末日時点の株主に配布される。
※従来1,500円相当を年に2回配布だったが、2018年度から年に1回に変更。

300株以上保有の場合
300株以上1,000株未満の場合、3,500円相当の商品と1,500円相当のひよこちゃんグッズが年に2回、3月と9月末日時点の株主に配布される。

1,000株以上保有の場合
1,000株以上3,000株未満の場合、4,500円相当の商品と1,500円相当のひよこちゃんグッズが年に2回、3月と9月末日時点の株主に配布される。

3,000株以上保有の場合
3,000株以上の場合、5,500円相当の商品と1,500円相当のひよこちゃんグッズが年に2回、3月と9月末日時点の株主に配布される。
なお、優待の配布は7月と12月のようだ。
家族にも喜ばれる優待だね。
日清食品ホールディングス(2897)とはどんな会社?
日清食品ホールディングスは、インスタントラーメンを中心とした食品加工メーカーだ。
元々、創業者 安藤百福が1948年に大阪府泉大津市に「中交総社」を設立したのが始まりだった。
1958年に「チキンラーメン」を発売する。
この年に、商号を「日清食品」に変更した。その後、「カップヌードル」など様々なヒット商品を発売し、現在はインスタントラーメン業界では売上高1位となっている。
主な商品には、「チキンラーメン」「カップヌードル」「どん兵衛」「出前一丁」がある。
東証プライム。
1948年設立。従業員数(連結)は14,490人。
売上高は5061億07百万円。
純利益は408億28百万円。
総資産は6635億30百万円だ。
(2021年時点)(参考:ウィキペディア)
日清食品ホールディングス(2897)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の日清食品ホールディングス(2897)の株価は、11,280円(2023年2月時点)だ。
100株だと「約113万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、日清食品ホールディングス(2897)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料1,025円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約113万円の投資でもらえる優待が年間3,000円相当だから、優待利回りは0.27%だ。
うーん、少ないね。
110万円以上もの投資をするのだから、もう少し多くの優待が欲しいところだ。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日と9月末日だ。(100株保有の場合は3月のみ)
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年3月29日と2023年9月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。
9月は、9月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月28日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
日清食品ホールディングス(2897)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の日清食品ホールディングス(2897)は魅力的かを見ていこう。
日清食品ホールディングス(2897)の場合、配当利回りは1.24%だ。
100株分、約113万円投資したら→年間14,000円。
500株分、約565万円投資したら→年間70,000円がもらえる。
悪くはないが、配当も少し物足りないね。
最後に日清食品ホールディングス(2897)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.50%だ。
利回りも低い。
そもそも、株主優待をもらうために必要な投資額が110万円以上というのは高すぎる。
これでは、株価の変動が気になって、株主優待どころではなくなってしまう。
優待の内容は良いので残念だが、株主優待や配当目当てで投資するべき銘柄ではないね。