今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は日本ドライケミカル[NDC](1909)の株主優待と配当について分析していく。
日本ドライケミカル[NDC](1909) | |
何がもらえる? | 1,000円相当の商品 |
いつ買えばいい? | 2023年9月27日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約16万円 (100株) |
配当金は? | 3,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.50% |
日本ドライケミカル[NDC](1909)の株主優待の内容
まずは、日本ドライケミカル[NDC](1909)の株主優待の内容だ。
日本ドライケミカル[NDC](1909)の株主優待は、1,000円相当の商品だ。
もらえる商品について具体的には、こちらを確認してもらいたい。
保有株数が100株以上300株未満の場合、1点。
300株以上の場合、2点がもらえる。
年に1回、9月末日時点の株主に配布される。
なお、優待の発送は1月下旬だ。
日本ドライケミカル[NDC](1909)とはどんな会社?
日本ドライケミカル株式会社(にっぽんドライケミカル)は、1955年4月23日に設立された消防車両、消防用設備メーカー。
1957年に、消火薬剤原料の重曹を供給していた旭硝子(現社名:AGC)が子会社化した。
しかし、消火薬剤の原料の変化と業容の拡大から両社の関係は希薄化。
2000年にアメリカのタイコが株式公開買い付けにより買収した(現在、資本関係は解消されている)。
以前は、マルヤマエクセル向けのOEMを実施していたが現在はモリタのみになっている。
2002年10月に、イナージェンガス消火を得意としていたタイコファイヤーアンドセキュリティージャパン(旧社名:日昭林テクノス)を吸収合併した。東証スタンダード。
1955年時点。従業員数は1,032人。
売上高は398億4,600万円。
純利益は15億8,400万円。
純資産は158億9,700万円だ。
(2020年時点)(参考:ウィキペディア)
日本ドライケミカル[NDC](1909)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の日本ドライケミカル[NDC](1909)の株価は、1,639円(2023年2月時点)だ。
100株だと「約16万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、日本ドライケミカル[NDC](1909)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料263円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約16万円の投資で年間1,000円分の株主優待がもらえるので、優待利回りは0.63%だ。
うーん、ちょっと物足りないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、9月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年9月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、9月27日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の9月28日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
日本ドライケミカル[NDC](1909)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の日本ドライケミカル[NDC](1909)は魅力的かを見ていこう。
日本ドライケミカル[NDC](1909)の配当利回りは、1.88%だ。
100株分、約16万円投資したら→年間3,000円。
500株分、約80万円投資したら→年間15,000円がもらえる。
配当も物足りないね。
配当の基準日は?
日本ドライケミカル[NDC](1909)の配当の基準日は3月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年3月29日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に日本ドライケミカル[NDC](1909)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.50%だ。
うーん、微妙だね。
株主優待が好きなものを選べるのは嬉しいのだけれども、内容は1,000円分なので少ない。
正直、わざわざ優待と配当目当てに投資をしたいかというと、それほどの魅力はなかった。
気になる方はチェックしてみてほしい。