今日は東京都競馬[東京サマーランド](9672) の株主優待と配当について紹介する。
東京都競馬(9672) | |
何がもらえる? | ①大井競馬場株主優待入場証 ②大井競馬場株主優待席証 ③東京サマーランド株主招待券 ④東京サマーランド春秋ファミリー招待券 |
いつ買えばいい? | 2023年12月27日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約38万円 (100株) |
配当金は? | 6,500円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 6.16% |
東京都競馬(9672)の株主優待の内容
まずは、東京競馬(9672)の株主優待の内容だ。
東京都競馬場(9672)の株主優待は、①大井競馬場株主優待入場証、②大井競馬場株主優待席証、③東京サマーランド株主招待券、④東京サマーランド春秋ファミリー招待券だ。
①は、通常100円かかる入場料が無料になる。
②は、大井競馬場の優先席を利用できる。
③は、1枚につき1人1回フリーパス券(夏季大人1名4,200円※)として利用できる。
④は、7月と8月以外の月に1枚につき1人1回フリーパス券(通常900円)として利用できる。
これらの優待券は、それぞれ使える期間が限られているものもあるので、注意が必要だ。
※サマーランドは、期間によって入場料金が異なるため、使用する期間によって優待の価値も変動する。
サマーランドの入場料についてはこちらを参照頂きたい。

各優待券が利用できる期間(出処:東京都競馬ホームページ)
保有株数が100株以上500株未満の場合、①1枚、③4枚、④4枚。
500株以上1,000株未満の場合、①2枚、③8枚、④8枚。
1,000株以上5,000株未満の場合、①3枚、③12枚、④12枚。
5,000株以上10,000株未満の場合、①5枚、②1枚、③20枚、④20枚。
10,000株以上の場合、①7枚、②2枚、③24枚、④24枚がもらえる。
年に1回、12月末日時点の株主に配布される。
普段からよく大井競馬場に遊びに行く人にとっては嬉しい優待かもしれない。
また、サマーランドのフリーパス券ももらえるので、家族にも喜ばれそうだね。
東京都競馬(9672)とはどんな会社?
東京都競馬は、競馬・オートレース・遊園地・物流倉庫施設を保有、管理、賃貸している日本の株式会社(第三セクター)だ。
元々、1949年に、当時東京都が施行権を持っていた地方競馬を開催する施設を運営するために設立されたのが始まりだった。
現在では、大井競馬場の他に、伊勢崎オートレース場や東京サマーランドを運営している。
東証プライム。
1949年設立。従業員数は167人。
売上高は248億3661万9000円。
純利益は52億0061万2000円。
純資産は669億9243万5000円だ。
(2019年時点)(参考:ウィキペディア)
東京都競馬(9672)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の東京競馬場(9672)の株価は、3,810円(2023年1月時点)だ。
100株だと「約38万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、東京都競馬(9672)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約38万円の投資で年間16,900円相当の優待がもらえる(年に4回夏季にサマーランドに、年に1回大井競馬場に行った場合)ので、優待利回りは4.45%だ。
悪くないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、12月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年12月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、12月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の12月28日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
東京都競馬(9672)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の東京都競馬(9672)は魅力的かを見ていこう。
東京都競馬(9672)の配当利回りは1.71%だ。
100株分、約38万円投資したら→年間6,500円。
500株分、約180万円投資したら→年間32,500円がもらえる。
配当は少ないね。
配当の基準日は?
東京都競馬(9672)の配当の基準日は6月末日と12月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年6月28日と2023年12月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に東京都競馬(9672)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは6.16%だ。(年に4回夏季にサマーランドに、年に1回大井競馬場に行った場合)
かなり良いね。
サマーランドの近くに住んでいる方や、子供がいる方は、一度チェックしてみてはいかがだろうか。