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「失敗しても落ち込まない」ビジネスマンが明石家さんまから学ぶべきこと

3年ほど前に僕は部署を異動して、それからというものつらい毎日を過ごした。

自分で言うのもなんだけれども、前の部署ではそれなりに評価されていた。

ただ、部署を異動してからは、新しい仕事で慣れない中、周りのサポートも得られず、簡単な言葉では片付けたくないけれども、とにかく大変だった。

上司とも反りが合わず、評価も下げられた。

毎日、こんなはずじゃない。
自分はもっとやれるはずだ。
と考えていた。

時には、失敗した自分を「なんであんなことをしたんだ。」と悔やんだりもした。

そうやってもがいて、あがいて1年半くらいを過ごした。

もがいた先に見えたこと

けど最終的には、”できること”を着実にやろうと考えた。
無理をしないで、ただ自分ができることを一生懸命にやる。
そこに注力した。

出世のこととか、周りからどう評価されているかということは一旦全て考えないことにした。

昨年の12月から、僕はさらにまたチームを異動した。
そして、今思うのは、あの時はつらかったけど、「確実に成長していたんだ」ということ。

とにかく目の前にある仕事を一生懸命やった結果、成長していたし、それを見てくれた人がいて、4月から昇格することもできた。

きっかけは明石家さんま

僕がただ”できること”を一生懸命やろうと考えたきっかけは、実はあの明石家さんまだ。

あるテレビ番組で、明石家さんまがこんな話をしていた。

明石家さんまは、失敗して落ち込むことはないそうだ。

ただ毎日与えられた仕事を一生懸命やるだけ。
もし、一生懸命やって、それで思ったような結果がでなかったなら、それは自分に実力が無かっただけ。

だから、明日は少しでもうまくできるように、今日の失敗や経験を活かして改善するように考える。
それの繰り返しなんだと。
だから、失敗して落ち込んだことが無いと言うのだ。

さんまは、落ち込むということは、自分を過信しているだけ。
その過信をなくせば、落ち込むことはないとも言っていた。

なんとなく、この話を聞いてから、心が軽くなった気がした。

自分を過信して、できないことをやろうとするからつらくなるんだ。
やれることを一生懸命にやることが大事なんだ。
そう思って、とにかくやれることを一生懸命やった。

今だからこそ思うこと

そんな時期を過ごして、今は部署を異動して、昇進もしたし、周りのメンバーにも恵まれている。
これ以上ない仕事環境だと思う。

そんな今だからこそ思う。

腐らないことが大事だと。
つらい時こそ、毎日やれることを一生懸命やるべきなんだと。

人は失敗からしか学べない生き物だ。
だから、失敗をいちいち気にして落ち込んでいたらきりがない。
それよりも、今日よりも明日、明日よりも明後日。
そういう気持ちで毎日を生きることが大事なんだと思う。