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詰めが甘かった・・・悔やみきれないプレゼンの失敗

今日は会社で新入社員向けに教育講師をした。

実は前任者が急遽転勤になったため、4月に入ってからこの話が僕に舞い込んできた。

まあ、講師を務めることは全然構わないんだけれども、教育資料を見てみると、「こんなことを説明しても絶対に新人は理解できないよなぁ〜」と思ってしまう内容。

資料を直したいと思っていたんだけど、結局日々の仕事に忙殺され、全く資料の手直しができないまま、週末になってしまった。

睡眠時間を削って準備した

講師を務める新人教育は週明けの月曜日。

なんとか、寝る時間を削りながら、喋る内容を考えて、原稿だけ作った。

そして、教育当日の今日、会社に朝7時に行って、始業時間の9時まで2時間、とにかく資料を修正しまくった。

いざ本番

教育の時間になって、会場に行くと、事務局の人がすでにスタンバイしてくれていた。
資料は事前にサーバーに上げていたものを事務局の方のPCで映してくれるとのこと。

うん、準備万端。

そして、講義開始。

「なかなか新入社員たちも、真剣に話を聞いてくれてるな〜。」
なんて思いながら資料に沿って、説明をした。

ところが・・・
「ん?」

「何か資料が変だ。」

「あれ、これ古い資料だ。」

そう、事務局の方が映してくれていた資料がどう考えても古いままだったんだ。
朝7時から急いで作り上げた資料じゃなくて、前任者が遺品のように置いていった、あの専門用語だらけで、流れもめちゃくちゃな、絶対に修正しないと新人には理解できないだろうなと思っていた、あの資料がスクリーンに映し出されていたんだ。

結局、しどろもどろになりながら、講義を進めた。
45分間の講義が終わり、「質問ありますか?」と聞くと、ピクリともせず。

理解できなかったんだね。
そうだよね。
だって話してる僕も「きっと分からないだろうな」と思ってしゃべっていたんだもん。

ただただ後悔・・・

なんであの時僕は、事務局の人に、「9時まで資料修正していたのですが、これ何時にサーバーから引きあげた資料ですか?」と聞かなかったのだろう・・・と後悔した。

週末の時間を潰してまで、原稿を作ったのに。
寝る時間を削ってまで、資料を修正したのに。

本当詰めが甘いんだよなぁ〜。

みなさんも、僕みたいにならないように、時間をかけて準備したものは、最後まで気を抜かずに、確認しましょ。