フジ日本精糖(2114)は株主優待制度を廃止することを2022年1月に発表した。
本稿では、株主優待について廃止以前の情報と最新の配当情報を記載する。
フジ日本精糖(2114) | |
何がもらえる? | 自社商品 |
いつ買えばいい? | 3月末日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約5万円 (100株) |
配当金は? | 1,400円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.80% |
フジ日本精糖(2114)の株主優待の内容
まずは、フジ日本精糖(2114)の株主優待の内容だ。
フジ日本精糖(2114)の株主優待は、自社商品詰め合わせだ。
保有株数が100株以上1,000株未満の場合、1,000円相当。
1,000株以上の場合、3,000円相当がもらえる。
年に1回、3月末日時点の株主に配布される。
フジ日本精糖(2114)とはどんな会社?
フジ日本精糖株式会社(ふじにほんせいとう、英: Fuji Nihon Seito Corporation)は、砂糖の製造販売を行う製糖会社。
日商岩井(現在の双日)系列であった日本精糖とフジ製糖が2001年10月に合併し誕生した。
砂糖のブランドは東北・新潟県では旧日本精糖の『さくらんぼ印』、山梨県・長野県・静岡県では旧フジ製糖の『フジ印』を販売している。
塩水港精糖と東洋精糖との共同生産会社である「太平洋製糖」に参画している。
砂糖以外の事業として食品添加物、食物繊維素材「イヌリン」の製造、切花活力剤の製造をおこなっている。
2006年3月期の売上構成は精糖84.4%、食品物資10.7%、不動産事業4.7%となっている。東証二部。
1949年創業。
社員数は連結で228人。売上高は連結で193億4777万3千円。
純利益は7億1399万3千円。
純資産は160億0694万6千円だ。(参考:ウィキペディア)
フジ日本精糖(2114)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のフジ日本精糖(2114)の株価は、485円(2022年12月時点)だ。
100株だと「約5万円」で購入できる。
フジ日本精糖(2114)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のフジ日本精糖(2114)は魅力的かを見ていこう。
フジ日本精糖(2114)の配当利回りは、2.80%だ。
100株分、約5万円投資したら→年間1,400円。
1,000株分、約49万円投資したら→年間14,000円がもらえる。
配当はちょっと物足りないね。
配当の基準日は?
フジ日本精糖(2114)の配当の基準日は3月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年3月29日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後にフジ日本精糖(2114)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.80%だ。
悪くはないね。
ただ、以前までは毎年1,000円相当の自社商品が株主優待としてもらえていたので、配当とのトータル利回りは4%を超えていた。
優待がなくなった分、多少配当が増えたが、やはり配当だけだとそれほど魅力的な銘柄ではなくなってしまったね。
残念だが、次に行こう。