日本株分析

ヤマトホールディングス(9064)の今後の株価を分析した

気になる日本株銘柄を分析し、その銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

本日は、ヤマトホールディングス(9064)について分析していきます。

以下の順番で分析していきたいと思います。
是非最後までご覧下さい。

1.会社の説明
2.時価総額
3.株価、PER、配当利回り
4.チャート
  -長期チャート
  -短期チャート
5.売上高
6.一株配当
7.EPS(1株あたりの利益)→とくに大事
8.BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
9.ROE(自己資本利益率)→とくに大事
10.まとめ

1. ヤマトホールディングス(9064)とは?

ヤマトホールディングス株式会社は、ヤマト運輸株式会社を所有する持株会社です。

物流、引越、金融会社などを傘下に持ちます。
かつては、ヤマト運輸を中心としたグループ体制を敷いていましたが、分社化と再編を進め、主力の宅配事業を中核に事業部門ごとに別会社としました。
これにより、ヤマトホールディングスの傘下に事業会社が入る体制となっています。

宅配便サービスの「宅急便」といえばヤマトですよね。
僕も含め多くの方がお世話になっている会社ですね。

そんなヤマトホールディングス(9064)の現在の社員数は224,945人です。

2. ヤマトホールディングス(9064)の時価総額は?

ヤマトホールディングス(9064)の時価総額は 6,249億円です。(2024年時点)

時価総額ランクで言うと、Aランクです。

3. ヤマトホールディングス(9064)の株価とPERと配当利回りは?

次にヤマトホールディングス(9064)の株価とPER、配当利回りを見てみましょう。

株価:1,822円(2024年7月時点)

ヤマトホールディングス(9064)の株価は、1,822円です。
100株単位で売買できるので、約18万円から投資をすることができます。

日本株の中ではまだ安い方ですね。
これなら投資初心者でも手が届く価格だと思います。

PER:19.5倍(2024年7月時点)

次にPERです。
PERは、株価収益率ですね。
一般的に10倍以下であれば割安であると言われています。

ヤマトホールディングス(9064)の場合、PERは19.5倍です。

20倍以下なので、適正水準と言えます。

配当利回り:2.52%(2024年7月時点)

続いて、配当利回りです。
ヤマトホールディングス(9064)の場合、100株投資をしてもらえる配当は4,600円です。
配当利回りを計算すると、2.52%。

配当は悪くないですね。
高配当とまではいえませんが、日本株の中ではある方です。

配当金の権利確定日は、毎年3月末日と9月末日です。

なお、ヤマトホールディングス(9064)の場合、株主優待はありません。

4. ヤマトホールディングス(9064)の株価チャート

次に株価チャートを分析していきましょう。
まずは長期チャートです。

ヤマトホールディングス(9064) 月足チャート

こちらには、長期の月足チャートを示しました。

うーん、あまり方向感がありません。

ただ、かなり株価の変動が大きいです。
2018年の1年間で株価は2分の1以下になってしまっています。

直近も大きく下落しています。
ちょっと怖いですね。

次に短期のチャートです。

ヤマトホールディングス(9064) 日足チャート

こちらには、直近1年の日足チャートを示しました。

短期で見ると、完全に下降トレンドですね。
良くないです。

5. ヤマトホールディングス(9064)の売上高

では、売上高を見ていきましょう。

こちらには、直近の売上高を棒グラフで示しました。

売上高は直近の2023年度を除いて、右肩上がりで伸ばせています。
一度は1.8兆円も超えました。

ちなみに、ヤマトホールディングス(9064)の決算月は3月です。

6. ヤマトホールディングス(9064)の一株配当

続いて、配当の推移について見てみましょう。

こちらには、直近の配当金の推移を棒グラフで示しました。

配当を毎年のように増配しているイケイケの会社ではなさそうです。
基本的に横ばいですが、2019年度以降一段上に上がっていますね。

ここ最近は安定して1株あたり46円の配当となっています。

7. ヤマトホールディングス(9064)のEPS(1株あたりの利益)

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。
過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
そういった企業は、優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていたら要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう。

キレイな右肩上がりではないですね。
2020年度からの伸びがすごいですが、それ以降は右肩下がりとなってきてしまっています。

8. ヤマトホールディングス(9064)のBPS(1株あたりの純資産)

次は、BPSです。
BPSは、一株当たりの純資産のこと。
このBPSが高いほど純資産が多く、負債が少ないということを表します。
すなわち、安定性が高い会社であると判断されます。
一方で、BPSが低いと純資産が少なく、負債が多いということになり、安定性を欠く会社であると見られます。

また、BPSの値と株価を比較することで、その株が割高か割安か判断することもできます。

では、そんなBPSを見てみましょう。

BPSは右肩上がりで推移しています。
良いですね。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、3.23%です。
つまり、年間3.23%ずつこの会社は成長しているということを表しています。

9. ヤマトホールディングス(9064)のROE(自己資本利益率)

最後にROEです。

ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」ということを表す数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業ということになります。

それではヤマトホールディングス(9064)のROE(自己資本利益率)を見てみましょう。

直近のROEは、6.42%です。

うーん、低いですね。
過去を見ても低ROEです。
投資をする上で大きなマイナスポイントです。

ちなみに、流動比率は1.43倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

10. ヤマトホールディングス(9064)の今後をまとめると

悪くないです。
特に、ホールディングス化してからは売上もBPSも伸ばせています。

ただ、EPSが右肩下がりなのと、ROEが低いのがちょっと気になりますね。
ここが改善すれば検討してみていいかなと思える銘柄でした。

気になる方は、IRなどチェックしてみて下さい。