気になる銘柄を分析し、その銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
本日は、SHOEI(7839)について分析していきます。
以下の順番で分析していきたいと思います。
是非最後までご覧下さい。
1.会社の説明
2.時価総額
3.株価、PER、配当利回り
4.チャート
-長期チャート
-短期チャート
5.売上高
6.一株配当
7.EPS(1株あたりの利益)→とくに大事
8.BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
9.ROE(自己資本利益率)→とくに大事
10.まとめ
1. SHOEI(7839)とは?
![](https://bokunoblog.net/wp-content/uploads/2023/05/vhnews20120420-1.jpg)
株式会社SHOEIは、東京都台東区に本社を置くヘルメットメーカーです。
JPX日経中小型株指数の構成銘柄の一つ。
ヘルメットメーカーとしては世界シェア1位です。
すごいですね。
なんと世界中のヘルメットの6割がSHOEIのヘルメットのようです。
また、売上のうちの8割が海外での売上となっています。
まさに日本を代表する企業です。
投資をするならば、こういった企業に投資をしたいものです。
2. SHOEI(7839)の時価総額は?
SHOEI(7839)の時価総額は1,348億円です。(2023年時点)
![](https://bokunoblog.net/wp-content/uploads/2023/04/1607007957551@2x-768x907-1.jpg)
時価総額ランクで言うと、Cランクですね。
3. SHOEI(7839)の株価とPERと配当利回りは?
次にSHOEI(7839)の株価とPER、配当利回りを見てみましょう。
株価:2,462円(2023年8月時点)
SHOEI(7839)の株価は、2,462円です。
100株単位で売買できるので、約25万円から投資をすることができます。
日本株の中では普通の価格帯ですね。
PER:16.1倍(2023年8月時点)
次にPERです。
PERは、株価収益率ですね。
一般的に10倍以下であれば割安であると言われています。
SHOEI(7839)の場合、PERは16.1倍です。
15倍前後なので適正ラインといえます。
配当利回り:3.09%(2023年8月時点)
続いて、配当利回りです。
SHOEI(7839)の場合、100株分投資をしてもらえる配当は、年間7,600円です。
利回りを計算すると、3.09%。
3%以上なので良いですね。
高配当とまではいえませんが、日本株の中では良い方です。
4. SHOEI(7839)の株価チャート
次に株価チャートを分析していきましょう。
まずは長期チャートです。
![](https://bokunoblog.net/wp-content/uploads/2023/05/スクリーンショット-2023-08-31-8.41.11.png)
こちらには、長期の月足チャートを示しました。
美しいほどの右肩上がりですね。
2013年には、200円台だったのですが、現在ではその価格は10倍以上となりました。
いわゆるテンバガーです。
長期投資が報われています。
まだまだ成長しそうな勢いを感じますね。
次に短期のチャートです。
![](https://bokunoblog.net/wp-content/uploads/2023/05/スクリーンショット-2023-08-31-8.41.01.png)
こちらには、直近1年の日足チャートを示しました。
短期で見ると、ジリジリと株価を下げていますね。
5. SHOEI(7839)の売上高
では、売上高を見ていきましょう。
![](https://bokunoblog.net/wp-content/uploads/2023/05/スクリーンショット-2023-08-31-8.49.25.png)
こちらには、直近の売上高の推移を棒グラフで示しました。
良いですね。
しっかりと右肩上がりで伸ばせています。
6. SHOEI(7839)の一株配当
続いて、配当の推移について見てみましょう。
![](https://bokunoblog.net/wp-content/uploads/2023/05/スクリーンショット-2023-08-31-8.49.34.png)
こちらには、直近の配当金の推移を棒グラフで示しました。
良いですね。
配当も右肩上がりで増加しています。
特に直近の伸びはすごいですね。
7. SHOEI(7839)のEPS(1株あたりの利益)
次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。
過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
そういった企業は、優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていたら要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。
では、見ていきましょう。
![](https://bokunoblog.net/wp-content/uploads/2023/05/スクリーンショット-2023-08-31-8.49.27.png)
こちらには、直近のEPSの推移を棒グラフで示しました。
良いですね。
EPSもキレイな右肩上がりです。
8. SHOEI(7839)のBPS(1株あたりの純資産)
次は、BPSです。
BPSは、一株当たりの純資産のこと。
このBPSが高いほど純資産が多く、負債が少ないということを表します。
すなわち、安定性が高い会社であると判断されます。
一方で、BPSが低いと純資産が少なく、負債が多いということになり、安定性を欠く会社であると見られます。
また、BPSの値と株価を比較することで、その株が割高か割安か判断することもできます。
では、そんなBPSを見てみましょう。
![](https://bokunoblog.net/wp-content/uploads/2023/05/スクリーンショット-2023-08-31-8.49.33.png)
こちらには、直近のBPSの推移を棒グラフで示してみました。
BPSもしっかりと伸びています。
素晴らしいです。
ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、13.9%です。
つまり、年間13.9%ずつこの会社は成長しているということを表しています。
すごいですね。
まさに長期投資したくなる会社です。
9. SHOEI(7839)のROE(自己資本利益率)
最後にROEです。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」ということを表す数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業ということになります。
それではSHOEI(7839)のROE(自己資本利益率)を見てみましょう。
![](https://bokunoblog.net/wp-content/uploads/2023/05/スクリーンショット-2023-08-31-8.49.29.png)
すごく良いですね!
ROEは直近26.3%です。
かなり高いレベルです。
日本株でこれくらい高いROEの企業はなかなかありません。
10. SHOEI(7839)の今後をまとめると
ものすごく良いです。
ROEも20%以上とかなり経営のうまさを感じます。
世界で通用する数少ない日本企業です。
これは、個人的にもかなり欲しいと思わせる銘柄でした。
気になる方は是非チェックしてみて下さい。