日本株分析

HOYA(7741)の今後の株価を分析した

気になる銘柄を分析し、その銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

本日は、HOYA(7741)について分析していきます。

以下の順番で分析していきたいと思います。
是非最後までご覧下さい。

1.会社の説明
2.時価総額
3.株価、PER、配当利回り
4.チャート
  -長期チャート
  -短期チャート
5.売上高
6.一株配当
7.EPS(1株あたりの利益)→とくに大事
8.BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
9.ROE(自己資本利益率)→とくに大事
10.まとめ

1. HOYA(7741)とは?

HOYA株式会社(ホーヤ)は、日本の光学機器・ガラスメーカーです。

日経平均株価、TOPIX Core30およびJPX日経インデックス400の構成銘柄の一つとなっています。

社名は、創業の地である東京都保谷市(ほうやし、現:西東京市)に由来するそうです。
ただ、創業時の社屋は現存せず、本社は新宿区中落合を経て西新宿へ移転しています。

マスクブランクス・半導体素子製造用フォトマスクなどの半導体部門、HDDプラッタなどのディスク部門、メガネやコンタクトレンズなどのアイケア部門、眼科医療用の眼内レンズ、内視鏡などのメディカル部門、光学レンズなどの光学部門、情報システム・ASP・カスタマーソリューションなどのサービス部門、等の事業部門を持ちます。

眼鏡部門の市場占有率は日本ではトップクラス。
半導体製造用のマスクブランクス、HDD用のガラス基板事業における世界市場占有率はいずれも70%を超えます。

ちなみに、マスクブランクスとは、低膨張ガラス基板の表面に複数の組成からなる膜を積層したフォトマスクです。
半導体デバイスを製造する元となるガラス基板となっています。

マスクブランクス(出所:HOYAホームページ)

2. HOYA(7741)の時価総額は?

HOYA(7741)の時価総額は 5.83兆円です。(2023年時点)

時価総額ランクで言うと、Sランクです。

日本の上場企業ではトップクラスですね。

3. HOYA(7741)の株価とPERと配当利回りは?

次にHOYA(7741)の株価とPER、配当利回りを見てみましょう。

株価:16,600円(2023年11月時点)

HOYA(7741)の株価は、16,600円です。
100株単位で売買できるので、約166万円から投資をすることができます。

かなり投資資金が必要ですね。
いわゆる値がさ株というやつです。

これだと、僕のような普通のサラリーマンにはなかなか手が出せません。

PER:33.4倍(2023年11月時点)

次にPERです。
PERは、株価収益率ですね。
一般的に10倍以下であれば割安であると言われています。

HOYA(7741)の場合、PERは33.4倍です。

割高な水準といえます。
ただ、それだけ人気が集中しているということです。

配当利回り:0.66%(2023年11月時点)

続いて、配当利回りです。
HOYA(7741)の場合、100株の投資でもらえる配当は毎年11,000円です。
配当利回りを計算すると、0.66%。

配当はほとんどありません。

なお、HOYA(7741)は、株主優待はありません。

4. HOYA(7741)の株価チャート

次に株価チャートを分析していきましょう。
まずは長期チャートです。

HOYA(7741) 月足チャート

こちらには、長期の月足チャートを示しました。

いいですね!
長期でしっかり上昇トレンドを描けています。
長期投資が報われていますね。

特に25MAと50MAがゴールデンクロスした2014年からの上昇の勢いがすごいです。
直近は一度下げましたが、すぐに反発しており、現在まだまだこの勢いが続いている状態です。

次に短期のチャートです。

HOYA(7741) 日足チャート

こちらには、直近1年の日足チャートを示しました。

しばらくボックス圏相場が続きましたが、2023年5月以降大きく上昇しています。
ただ、それも長くは続かず、6月をピークにして、そこからは下げてきてしまっていますね。

5. HOYA(7741)の売上高

では、売上高を見ていきましょう。

こちらには、直近の売上高を棒グラフで示しました。

悪くはありません。
キレイな右肩上がりではありませんが、伸びてはいます。

直近の売上高は7,000億円を超えました。

6. HOYA(7741)の一株配当

続いて、配当の推移について見てみましょう。

こちらには、直近の配当金の推移を棒グラフで示しました。

額は少ないですが、数年に一度増配をしています。
今後も毎年とは言えなくても定期的に増配が期待できるかもしれません。

7. HOYA(7741)のEPS(1株あたりの利益)

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。
過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
そういった企業は、優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていたら要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう。

こちらには、直近のEPSを棒グラフで示しました。

良いですね。
EPSはしっかりと伸ばせています。

8. HOYA(7741)のBPS(1株あたりの純資産)

次は、BPSです。
BPSは、一株当たりの純資産のこと。
このBPSが高いほど純資産が多く、負債が少ないということを表します。
すなわち、安定性が高い会社であると判断されます。
一方で、BPSが低いと純資産が少なく、負債が多いということになり、安定性を欠く会社であると見られます。

また、BPSの値と株価を比較することで、その株が割高か割安か判断することもできます。

では、そんなBPSを見てみましょう。

こちらには、直近のBPSを棒グラフで示してみました。

良いですね。
こちらもしっかりと右肩上がりで伸ばせています。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、9.85%です。
つまり、年間9.85%ずつこの会社は成長しているということを表しています。

素晴らしいですね。

9. HOYA(7741)のROE(自己資本利益率)

最後にROEです。

ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」ということを表す数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業ということになります。

それではHOYA(7741)のROE(自己資本利益率)を見てみましょう。

直近のROEは20.6%です。

いいですね!
合格ラインをしっかり超えています。
ROEはかなり高いラインです。

ちなみに自己資本比率は79.58%です。
こちらも高いですね!

10. HOYA(7741)の今後をまとめると

良いですね。
優良銘柄だと思います。

各数字の伸びも良いですし、ROEも高いので、良い経営ができています。

ただ、個人的には、配当利回りの低さとPERの高さから、今投資をしたいと思える銘柄ではありませんでした。

気になる方は、IRなどチェックしてみて下さい。