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トヨタ社長 豊田章男氏のプレゼンが凄すぎて鳥肌ものだった!

今日NewsPicksでこの動画を見つけて、朝から「よし、頑張ろう!」という気持ちが湧いてきた。

この動画は、トヨタの社長 豊田章男氏が、自身の出身校である米国バブソン大学の卒業式でスピーチを行なったときのものだ。

その内容、話し方、どれもとても勉強になるものだったので、是非一度観てもらいたい。
全部で14分間のスピーチだが、聴き始めるときっと最後まで一気に聴いてしまうと思う。
それだけ引き込まれるものだった。

豊田章男 米国バブソン大学卒業式スピーチ
「さあ、自分だけのドーナツを見つけよう」

豊田章男とはどんな人物なのか?

豊田 章男(とよだ あきお、1956年5月3日 – )は、日本の実業家、経営者であり、レーシングドライバーの顔も持つ。
学位はMBA(バブソン大学・1982年)。
トヨタ自動車株式会社代表取締役社長兼執行役員社長(第11代)、日本自動車工業会会長、東和不動産株式会社取締役会長、株式会社デンソー取締役などを兼任している。

愛知教育大学附属名古屋中学校、慶應義塾高等学校を経て、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。バブソン大学経営大学院修了(MBA)。
在学中にはアメリカ合衆国ハワイ州へ渡り、米国大統領をも輩出したプナホウ・スクールで学んだという。
大学卒業後は渡米し、バブソン大学(マサチューセッツ州)のビジネススクールに入学。1982年に経営学修士(MBA)を取得した。

MBAを取得したのち、アメリカ合衆国の投資銀行(A. G. Becker & Co.)にて勤務したが、上司の「同じ苦労をするなら、トヨタのため苦労したらどうなんだ?」という言葉に、トヨタへの転職を決意したという。

トヨタ入社後は、生産管理や国内営業などを担当し、販売部門への「カイゼン」活動の横展開などを通じ、販売部門の改革を主導。
さらに、1998年には、自動車関連の情報を総合的に提供するウェブサイト「GAZOO.com」を立ち上げた。

2000年に同社取締役、2002年に常務取締役、2003年に専務取締役、2005年に副社長に就任。

2009年1月20日にトヨタ自動車は、豊田章男の社長昇格を含めた人事を発表した。

(出処:ウィキペディア)

こうやって見ると順風満帆のように見えるけれども、実際は、自分が豊田家の人間であるという周囲からの目に悩んだり、トヨタ入社後も係長から平社員への降格人事も経験するなど、決して平坦な道のりではなかったように感じる。

豊田章男氏のスピーチからは、そんな苦労をしてきた人物だからこそ、これだけ人を惹きつけるスピーチを話すことができるのではないかとも感じてしまう。

トヨタの社長が学生たちに伝えたかった言葉

豊田章男氏のスピーチの中から、僕が特に感銘を受けた言葉をいくつか紹介したい。

自分が本当にハッピーでいられるものを見つけ出してください。「何が人生を楽しくしてくれるのか」をです。

「当たり前だと思わないこと。正しいと思うことを実行すること。正しいことをすれば、お金は後からついてくるものです。」

「大事なことは、何歳になったって、いつだって、新しいことを学ぶことができるということです。学ぶ人であり続けてください。それが何よりもすてきな仕事なんです。」

「両親、友人、感化してくれる人物を探してください。熱をもらって、あなたも熱を振りまく人間になってください。」

思わず自分も学生になった気分で、豊田章男氏の言葉を聞いていた。
そして、なんとなく大切なものを思い出させてくれた気がした。

また、これを見ると、トヨタって素敵な会社なんだなと思ってしまう。
企業のトップはこうであって欲しい。
そんなことを同時に考えさせられたスピーチでもあった。