「お笑いだけやってればいい、とは全然思わない」河本準一×又吉直樹が語る“副業論”
今日紹介したいのは、小説『火花』で芥川賞受賞した又吉さんと、施設へのボランティア訪問活動を7年間続けている河本さんのインタビュー記事。
2人とも、人気芸人としての一面とは違う、もう一つの顔を持っていることは有名だ。
そんな2人は「副業」についてどう思っているのだろうか。
いくつか印象に残った言葉を紹介したい。
「これは多分ずっとやめないだろうな」って思うものは、才能なんだと思うんですよ。
だから、「これだけはずっとやめへんな」っていうものがあったら、本業でも副業でもそれをやりつづけたらいいと思いますね。
最近では、趣味もつきつめれば、それがオンリーワンの価値を持つ世の中だ。
僕もブロガーとして、ブログを書き続けて、もう5、6年経つ。
それを続けていれば、それなりの収益を得られるのだから、みんなもやった方がいいと思うけれども、僕は人にそれを勧めようとは思わない。
なぜなら、必ずしも、誰もがやれることではないから。
ブロガーとして収益を得るためには、成果が出なくても、毎日コツコツと積み重ねる必要がある。
その成果が出ない期間があまりにも長いから、きっと多くの人はやめてしまうだろう。
僕は、その人たちに、もっと続けなよなんてことは言えない。
だって、続けても続けても成果がいつでるかなんて分からないから。
けど、それでも僕は、ブログを書き続けられているのは、それはそれで才能と呼べるのかもしれない。
河本さんも、「唯一芸人だけは続けられている。」だから、才能だと思ったと言っている。
副業のメリットは「普段使わん脳みそ」を使えること
これは又吉さんが言っていた言葉だが、まさにその通りだと思った。
毎日毎日同じ場所で、同じような人たちと話しているだけだと、頭が凝り固まるし、その会社でしか使えないスキルしか身につけられない。
今は、ビジネスキャリアの方が会社の寿命よりも長くなると言われる時代だ。
だからこそ、様々なスキルを身につけるべきなんだ。
僕は、ブログを書くということを副業にしたことで、ウェブの知識が身についた。
文章力も身につけられているかもしれない。
さらに、今では、プログラミングに興味が出てきたので、これからプログラミングを学ぼうと思っている。
これも、普段会社では使わない脳を使っている証拠だろう。
この記事にも書かれているが、僕はこらからの時代を生き抜くためには、副業は必ず必要になってくると思っている。
今副業していない人も、是非一度、自分はどんなことができるか考えてみてはいかがだろうか。