今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。
今回は森永乳業(2264)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。
森永乳業(2264) | |
何がもらえる? | 自社商品 |
いつ買えばいい? | 2024年9月26日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約30万円 (100株) |
配当金は? | 6,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.30% |
森永乳業(2264)の株主優待の内容
まずは、森永乳業(2264)の株主優待の内容です。
森永乳業(2264)の株主優待は、自社商品です。
保有株数が100株以上の場合、「森永絹ごしとうふ」6丁 or その他商品詰め合わせ(930円相当)。
200株以上の場合、「森永絹ごしとうふ」12丁 or その他商品詰め合わせ(1,860円相当)。
500株以上の場合、「森永絹ごしとうふ」12丁と「ミルク生活プラス スティック」 or その他商品詰め合わせ(3,850円相当)がもらえます。
年に1回、9月末日の株主に配布されます。
なお、優待券の発送は11月下旬から12月上旬のようです。
森永乳業(2264)とはどんな会社?
森永乳業株式会社(もりながにゅうぎょう)は、東京都港区に本社を置く、日本の乳製品メーカーです。
森永製菓とは兄弟会社の関係で、モリナガグループを形成しています。
コーポレートスローガンは「かがやく“笑顔”のために」。かつては乳業業界最大手のメーカーでしたが、1955年(昭和30年)6月頃より「森永ヒ素ミルク中毒事件」を引き起こしたことで、雪印乳業に業界最大手の座を明け渡すことになりました。
その後、長きにわたり業界1位であった雪印乳業が2000年(平成12年)に引き起こした「雪印集団食中毒事件」と、2001年(平成13年)に雪印乳業の子会社だった雪印食品が引き起こした「雪印食品牛肉偽装事件」とグループ企業による2件の事件により、業界1位は明治乳業となり、森永乳業は2008年(平成20年)現在で業界2位(2007年3月期売上高は5782億円)となっています。代表的な商品には、マウントレーニアやアロエヨーグルト、ピノがあります。
東証プライム。
1949年設立。従業員数(連結)は、6,303人。
(参考:ウィキペディア)
森永乳業(2264)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の森永乳業(2264)の株価は、2,980円(2024年4月時点)です。
100株だと「約30万円」で購入できます。
クロス取引についてはこちら
約30万円の投資で優待が年間930円相当なので、優待利回りは0.30%です。
かなり物足りないですね。
残念ながら優待のために投資をするような銘柄ではないようです。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、9月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2024年9月26日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、9月26日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月27日に現渡決済すればOK。
クロス取引についてはこちら
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
森永乳業(2264)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の森永乳業(2264)は魅力的かを見ていきましょう。
森永乳業(2264)の場合、配当利回りは2.00%です。
100株、約30万円投資したら年間約6,000円。
500株、約150万円投資したら年間約30,000円がもらえます。
配当は悪くはないのですが、ちょっと物足りないですね。
最後に森永乳業(2264)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.30%です。
うーん、ちょっと物足りないですね。
これだと、正直、株主優待と配当目当てに投資をしたいとは思えません。
他の銘柄を探しましょう。
なお、兄弟会社の森永製菓については、下の記事を確認してみて下さい。