今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は東京楽天地(8842)の株主優待と配当について分析していく。
東京楽天地(8842) | |
何がもらえる? | 映画招待券など |
いつ買えばいい? | 2023年1月27日 2023年7月27日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約40万円 (100株) |
配当金は? | 6,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 4.35% |
東京楽天地(8842)の株主優待の内容
まずは、東京楽天地(8842)の株主優待の内容だ。
東京楽天地(8842)の株主優待は①株主カード(本人カード)と②株主カード(ファミリーカード)と③株主映画招待券だ。
「TOHOシネマズ錦糸町オリナス」と「TOHOシネマズ錦糸町楽天地」で利用できる。
※1シートは、指定2ヶ月通用券×6枚となる。
4月下旬発行分: 5・6月、7・8月、9・10月通用各2枚。
10月中旬発行分: 11・12月、1・2月、3・4月通用各2枚。
保有株数が100株以上200株未満の場合、①1枚と③0.5シート(3枚)。
200株以上300株未満の場合、①1枚と②1枚と③1シート(6枚)。
300株以上400株未満の場合、①1枚と②1枚と③1.5シート(9枚)。
400株以上500株未満の場合、①1枚と②1枚と③2シート(12枚)。
500株以上1,000株未満の場合、①1枚と②1枚と③2.5シート(15枚)。
1,000株以上3,000株未満の場合、①1枚と②2枚と③5シート(30枚)。
3,000株以上10,000株未満の場合、①1枚と②3枚と③6シート(36枚)。
10,000株以上の場合、①1枚と②3枚と③12シート(72枚)がもらえる。
年に2回、1月末日と7月末日時点の株主に配布される。
100株の投資で年間6枚の映画鑑賞券がもらえるということは、一般の映画料金が1,900円なので、11,400円分の映画が毎年タダで見られることになる。
映画好きの方からすると嬉しい優待だね。
ただ、使える映画館が「TOHOシネマズ錦糸町オリナス」と「TOHOシネマズ錦糸町楽天地」の2カ所だけなので注意が必要だ。
東京楽天地(8842)とはどんな会社?
株式会社東京楽天地(とうきょうらくてんち、英: TOKYO RAKUTENCHI CO.,LTD.)は、阪急阪神東宝グループに属する企業である。
東京都墨田区錦糸町周辺を中心に、映画興行や不動産業などを営む。
1937年(昭和12年)創業。1937年2月27日、錦糸町駅前(かつての平岡工場を経て汽車製造東京支店跡地)に建設されたレジャー施設。
江東劇場・本所映画館・リッツ劇場・キンゲキの映画館4館と遊戯施設、そして須田町食堂を誘致しまた吉本興業と提携した江東花月劇場を設置。
戦後、構内にキャバレーを中心とした飲食店を配置。
また1950年、構内に国営競馬場外馬券売場(現・ウインズ錦糸町)を誘致したことで、日本中央競馬会との縁が生じる。
同年、江東花月劇場跡に松竹封切館の錦糸町映画劇場(のちに通称の「キンゲキ」が正式名称になる)を開場。
取締役社長に吉岡重三郎、取締役に秦豊吉、那波光正、監査役に今村信吉、真鍋八千代。
1953年、遊戯施設の楽天地会館・スポーツランドを開場して傍らに観覧車を開設。
同年8月屋外遊戯施設とスポーツランド屋上を結ぶ空中ケーブルカー(ロープウェイ)を開設。
11月にはパチンコ遊技場を改装して江東文化劇場を開場。
12月には江東地下劇場を開場。
1954年東宝洋画系のリッツ劇場と児童向け映画館のめばえ座を開場。
1956年、楽天地天然温泉会館を開場。
1961年には江東劇場を江劇ビルに、本所映画館を本所ビルにそれぞれ増改築して面目を一新した。
また、東京吉本も隣接して1951年に大映封切館の江東吉本映画劇場(のちの江東東映)と1952年に松竹洋画系の江東花月映画劇場を相次いで開場したため、映画館は9館を擁すようになった。
1971年9月、本所映画館を閉館してボウリング場に転換。東証プライム。
1937年設立。従業員数(連結)は125人。
売上高は109億7893万1000円。
純利益は11億5689万1000円。
純資産は313億3554万0000円だ。
(2020年時点)(参考:ウィキペディア)
東京楽天地(8842)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の東京楽天地(8842)の株価は、4,005円(2022年8月時点)だ。
100株だと「約40万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、東京楽天地(8842)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約40万円の投資をして、もらえる優待が年間11,400円相当なので、優待利回りは2.85%だ。
なかなか良いのではないだろうか。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、1月末日と7月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年1月27日と2023年7月26日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、1月27日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の1月30日に現渡決済すればOKだ。
7月は、7月27日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の7月28日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
東京楽天地(8842)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の東京楽天地(8842)は魅力的かを見ていこう。
東京楽天地(8842)の配当利回りは、1.50%だ。
100株分、約40万円投資したら→年間6,000円。
500株分、約200万円投資したら→年間30,000円がもらえる。
配当はちょっと物足りないね。
配当の基準日は?
東京楽天地(8842)の配当の基準日は1月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年1月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に東京楽天地(8842)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは4.35%だ。
なかなか良いね。
特に映画好きで、錦糸町あたりに住んでいる方にとっては嬉しい優待だと思う。
気になる方は是非チェックしてみてほしい。
東京楽天地(8842) IR情報
これから株式投資を始めてみようと思われている方は、是非以下の記事も併せて読んでみてもらいたい。
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