今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回はダイトウボウ[daitobo](3202)の株主優待と配当について分析していく。
ダイトウボウ(3202) | |
何がもらえる? | ①ECサイト割引券 ②QUOカード(クオカード) |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約1万円 (100株) |
配当金は? | 無し |
優待と配当の合計利回り | 75.0% |
ダイトウボウ[daitobo](3202)の株主優待の内容
まずは、ダイトウボウ[daitobo](3202)の株主優待の内容だ。
ダイトウボウ[daitobo](3202)の株主優待は、①ECサイト優待割引券、②クオカードだ。
保有株数が100株以上を6ヶ月以上保有している場合、①1回分。(1年以上保有している場合、①2回分)
1,000株以上を6ヶ月以上保有している場合、①1回分と②2,000円分。(1年以上保有している場合、①2回分、②3,000円分)
2,000株以上を6ヶ月以上保有している場合、①1回分と②4,000円分(1年以上保有している場合、①2回分、②5,000円分)がもらえる。
年に1回、3月末日時点の株主に配布される。
①ECサイト優待割引券は、12,500円以上の買い物で7,500円の割引となる券のようだ。
なかなか12,500円以上もの買い物をするのも難しいよね。
使い勝手が良くない優待だ。
ダイトウボウ[daitobo](3202)とはどんな会社?
ダイトウボウ株式会社(英称: Daitobo Co., Ltd.)は、1896年創業で日本の羊毛紡織の草分け。
現在は東京都中央区に本社を置き、ヘルスケア(健康素材寝具等)・ニット企画・アパレルOEM・ユニフォーム・不動産(静岡県三島市近郊(三島工場跡地)に商業施設『サントムーン柿田川』)等を手掛けるメーカーである。
東京証券取引所第一部及び名古屋証券取引所第一部に上場している。
明治時代に三井財閥系の毛織会社として発足した。
最大手の日本毛織(ニッケ)より先の創業である。
創業品目は「モスリン」である。「てまり毛糸」(かつては広告に鰐淵晴子を起用)、「スイトピー毛糸」、紳士服「ロッキンガム」(かつてはCMにジェームズ・コバーンを起用)(いずれも現在は絶版)を製造発売していた。
ウールマークライセンシーでもある。東証スタンダード。
1896年設立。従業員数(連結)は114人。
売上高は46億17百万円。
純利益は97百万円。
純資産は46億15百万円だ。(参考:ウィキペディア)
ダイトウボウ[daitobo](3202)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のダイトウボウ[daitobo](3202)の株価は、84円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約1万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、ダイトウボウ[daitobo](3202)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料154円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約1万円の投資で年間7,500円分の株主優待がもらえるので、優待利回りは75.0%だ。
凄いね。
投資した額がそのまま優待として返ってくる。
ただ、それも12,500円以上の買い物をして初めて得することになるので、実はあまりお得ではないかもしれない。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
ダイトウボウ[daitobo](3202)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のダイトウボウ[daitobo](3202)は魅力的かを見ていこう。
残念ながらダイトウボウ[daitobo](3202)の配当は無いようだ。
最後にダイトウボウ[daitobo](3202)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは75.0%だ。
ただ、上でも書いたように、12,500円以上の買い物をしないと得はしないので、微妙だ。
それよりも1,000株分(約8万円)投資をすれば、クオカードが2,000円分もらえるので、そうすると約2.5%の利回りとなる。
もし、買うのであれば、1,000株の保有を目指してもいいかもしれないね。