今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は大王製紙(3880)の株主優待と配当について分析していく。
大王製紙(3880) | |
何がもらえる? | 自社商品 |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約10万円 (100株) |
配当金は? | 1,600円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 3.10% |
大王製紙(3880)の株主優待の内容
まずは、大王製紙(3880)の株主優待の内容だ。

100株以上300株未満の場合

300株以上の場合
大王製紙(3880)の株主優待は、大王製紙製品詰め合わせだ。
保有株数が100株以上300株未満の場合、1,500円相当。
300株以上の場合、3,000円相当がもらえる。
※ただし、1年以上の保有が条件。
株主優待の配布は、年に1回、3月末日の株主が対象だ。
なお、優待の発送は7月上旬のようだ。
日本製紙と同様にティッシュやトイレットペーパーなど、日頃から頻繁に使用するものばかりなので、嬉しいね。
大王製紙(3880)とはどんな会社?
大王製紙は、愛媛県に本社を置く製紙会社だ。
元々、愛媛県出身の井川伊勢吉が1941年に四国紙業株式会社を設立したのが始まりだった。
その後、四国紙業を中心として14の企業が合併する形で1943年に大王製紙が設立された。現在は、日本国内で紙・板紙の生産量第4位だ。
主な商品には、「エリエール」シリーズや紙おむつの「GOON(グーン)」がある。東証プライム。
1943年設立。従業員数(連結)は10,388人。
売上高は5,464億3,300万円。
純利益は191億9,900万円。
純資産は2,095億3,600万円だ。
(2020年時点)(参考:ウィキペディア)
大王製紙(3880)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の大王製紙(3880)の株価は1,009円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約10万円」で購入できる。
株主優待をもらうためには、1年以上の保有が条件のため、ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引には向かない。
クロス取引についてはこちら
約10万円の投資で、1,500円相当の株主優待がもらえるわけだから、優待利回りは1.50%だ。
うーん、かなり物足りないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
大王製紙(3880)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の大王製紙(3880)は魅力的かを見ていこう。
大王製紙(3880)の配当利回りは1.60%だ。
100株分、約10万円投資したら→年間1,600円。
500株分、約50万円投資したら→年間8,000円がもらえる。
配当も少ないね。
最後に大王製紙(3880)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは3.10%だ。
うーん、ちょっと物足りないね。
ただ、2021年度から優待の内容が拡充された上に、最近は株価が以前に比べてだいぶ下がってきた。
このまま株価がさらに下がるのであれば、検討してみてもいいかもしれない。
気になる方はチェックしてみてほしい。
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