株主優待

アインホールディングス(9627)の株主優待と配当はおすすめか?

今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。

今回はアインホールディングス(9627)の株主優待と配当について分析していく。

アインホールディングス(9627)
何がもらえる? アイングループ商品券
いつ買えばいい? 2023年4月26日
(年1回)
いくら買えばいい? 約57万円
(100株)
配当金は? 6,000円
(100株)
優待と配当の合計利回り 1.40%

アインホールディングス(9627)の株主優待の内容

まずは、アインホールディングス(9627)の株主優待の内容だ。

アインホールディングス(9627)の株主優待は、アイングループ商品券2,000円分だ。

保有株数が100株以上の株主全員がもらえる。

年に1回、4月末日時点の株主に配布される。
なお、優待の発送は8月初旬だ。

この優待は、「アインズ&トルペ」という名前の調剤薬局で利用できるようだ。
正直いって、僕は聞いたことがなかったのだが、全国に1200店舗ほどもあるんだね。

店舗検索はこちらから

アインホールディングス(9627)とはどんな会社?

株式会社アインホールディングス(英: AIN HOLDINGS INC.)は、札幌市白石区に本社を置き、調剤薬局大手の株式会社アインファーマシーズなどを傘下に置く持株会社。
* 2015年(平成27年)
* 11月1日 – 持株会社体制に移行。グループの経営管理以外の事業をアイン分割準備株式会社に吸収分割。株式会社アインファーマシーズ(初代)は株式会社アインホールディングスに商号変更。アイン分割準備株式会社は株式会社アインファーマシーズ(2代)に商号変更。
* 11月2日 – 株式会社西日本ファーマシーなどを傘下に置くNPホールディングス株式会社(高松市)を子会社化。
* 2016年(平成28年)
* 12月2日 – 株式会社葵調剤(仙台市)の全株式を取得、子会社化。
* 2017年(平成29年)
* 7月24日 – 新聞報道により、LGBTに対する取り組みを実施していると一般公表。社員の行動指針に差別しないことなどを明記。
* 2018年(平成30年)
* 4月 – リテール事業の営業利益が完全黒字化達成。

東証プライム。
1969年設立。

従業員数(連結)は8,406人。

売上高は2,973億500万円。
純利益は66億9,700万円。
純資産は1,158億3,700万円だ。
(2021年時点)

(参考:ウィキペディア)

アインホールディングス(9627)の株主優待はいくらでもらえる?

現在のアインホールディングス(9627)の株価は、5,650円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約57万円」で購入できる。

ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、アインホールディングス(9627)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料920円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら

約57万円の投資で年間2,000円相当の株主優待がもらえるので、優待利回りは0.35%だ。

かなり少ないね。
そもそも必要投資額が高すぎる。

具体的に権利日はいつ?

株主優待の基準日は、4月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。

実際の権利日は、2023年4月26日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、4月26日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の4月27日に現渡決済すればOKだ。

一目でわかる株主優待カレンダーはこちら

アインホールディングス(9627)の配当は?

次に、配当目的の投資として考えた場合のアインホールディングス(9627)は魅力的かを見ていこう。

アインホールディングス(9627)の配当利回りは、1.05%だ。

100株分、約57万円投資したら→年間6,000円
500株分、約285万円投資したら→年間30,000円がもらえる。

配当もかなり少ないね。

配当の基準日は?

アインホールディングス(9627)の配当の基準日は4月末日と10月末日だ。

実際の権利確定日は、2023年4月26日と2023年10月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。

最後にアインホールディングス(9627)の株主優待と配当をまとめてみると

優待と配当合わせて利回りは1.40%だ。

うーん、良くないね。
そもそも2,000円分の株主優待をもらうために、50万円以上もの投資が必要というのはあまりにも高すぎる。
こういう銘柄は、株主優待や配当目当てに投資をするのには向かない。

次に行こう。

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