今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は不二家(2211)の株主優待と配当について分析していく。
不二家(2211) | |
何がもらえる? | 優待食事券 |
いつ買えばいい? | 2023年12月27日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約24万円 (100株) |
配当金は? | 3,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.50% |
不二家(2211)の株主優待の内容
まずは、不二家(2211)の株主優待の内容だ。
不二家(2211)の株主優待は、不二家チェーン店舗での買物または飲食に使える優待券だ。
保有株数が100株以上500株未満の場合、3,000円分(500円券6枚)。
500株以上1,000株未満の場合、4,000円分(500円券8枚)。
1,000株以上の場合、6,000円分(500円券12枚)がもらえる。
年に1回、12月末日の株主に配布される。
例えば不二家レストランの場合、人気メニューの海老とチキンのマカロニグラタンが820円だから、株主になると不二家レストランで3回タダで食事ができることなる。
不二家(2211)とはどんな会社?
不二家は、東京都文京区に本社を置く、お菓子の製造・販売や洋菓子店、レストランの展開をしている会社だ。
元々、1910年に創業者 藤井林右衛門が、現在の横浜市中区元町にて洋菓子店「不二家」を創業したのが始まりだった。
日本で初めてショートケーキの販売をしたことで有名だ。しかし、2007年に消費期限切れの材料で一部洋菓子の製造が行なわれていたことが報道され、すべての洋菓子製品の製造販売を休止。
この年、山崎製パンとの資本提携を結び、実質山崎製パンの傘下に入ることとなった。現在は、全国に600店舗以上を展開している。
また、主な商品に、ミルキー、カントリーマアム、ホームパイなどがある。
東証プライム。
1938年設立。従業員数(連結)は2,199人。
売上高は990億85百万円。
純利益は10億46百万円。
純資産は502億84百万円だ。
(2020年時点)(出処:ウィキペディア)
不二家(2211)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の不二家(2211)の株価は、2,418円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約24万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、不二家(2211)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約24万円の投資で優待が3,000円分だから、優待利回りは1.25%だ。
ちょっと少ないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、12月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年12月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、12月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の12月28日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
不二家(2211)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の不二家(2211)は魅力的かを見ていこう。
不二家(2211)の場合、配当利回りは1.25%だ。
100株分、約24万円投資したら→年間3,000円。
500株分、約120万円投資したら→年間15,000円がもらえる。
配当も少ないね。
最後に不二家(2211)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.50%だ。
うーん、ちょっと物足りないね。
これだったら、もっと利回りの良い銘柄を買って、その配当などで不二家で食事をした方が良さそうだ。
ただ、日頃からよく不二家に行くという人は、一度チェックしてみてはいかがだろうか。